「住宅が修復できない」「資金も尽きた」―この訴えにどう応(こた)えるか
- 仮設住宅/住宅再建
- 2012.02.24 Friday
私は先週のNo.124で第1回復興計画策定委員会の報告の中で、つぎのように書きました。
奥さんがおられたのですが、「まあ、中に入って、見ていってくれや」と言われ、損傷を受けている箇所を説明してくださいました。撮影させていただいた写真を使って、少し状況を報告します。

玄関のたたき
コンクリにひびが入ったままです。

2階に上がるところ
震災直後のコンパネの入手が困難だった頃、古材を手に入れて応急修理をされたそうです。

お風呂の天井
ご主人がセメントを塗って応急修理されたそうです。

1階の居間に入るところの敷居
敷居がずれ、浮き上がったままです。ガラス戸がきちんと閉まりません。
床が下がっている
畳の縁(へり)が波打っています。私も歩いてみましたが、たしかに下がっています。

窓が開かない
建物が傾き、歪みがあるためです。
お尋ねしたところ、「隙間風が入り、寒い」とのことです。ストーブを居間で2台、台所で1台使って、暖をとっておられるそうです。
「お父さんが合板を使ったり、ガムテープを貼ったりして応急修理をしてくれた。全面的に直すとなるとものすごくお金がかかる。80歳を超えて、そんなお金はない。床が下がっているところは、春になったら、床をあけて、どうにかしなければならないが」。奥さんのお話です。
●まず、徹底した現状調査・把握を
このお家は、「一部損壊」(あるいは「半壊」)の判定を受けたが、簡単には家が直らず、非常に困難な状態にあるお家のほんの一例に過ぎないでしょう。こういうお家がたくさんあるはずです。
住宅被害の調査・把握は昨年4月の被害判定調査以降、行われていません。
そして、「一部損壊ならば、大したお金もかからずに直せているはず」という思い込みで、その後がどうなっているか、まったく調査が行われていません。
いま、地震被害を受けた家がどうなっているのか、を調査・把握する必要があります。これなくして、復興計画も策定することができません。
全壊・大規模半壊・半壊で家を解体され、再建をめざされている場合の再建資金問題も個人の問題に解消されて、どういう困難があるのか、調査・把握されていません。
住宅の現状調査・把握が早急に必要です。復興計画策定委員会が被害状況の把握をしっかり行うよう、委員の一人として取り組んでいきたいと思います。
● 専門家のご支援をお願いします
この調査は素人ではできません。役場にお願いして、公的な調査を実現していきたいと思いますが、同時に、専門家の方がボランティアでご協力下さることをお願いしたいと思います。
建築家などの方々は震災直後は忙しく各地を走り回っておられましたが、昨今は少し時間的なゆとりもできているのではないでしょうか。私共の方で受け入れ態勢を考えますので、調査や修復のアドバイスをできる専門家の方でご協力いただける方々のご連絡(登録)をお願いします。
● ボランティアでの修復手伝いをお願いできないでしょうか
問題を現実的に考えた場合、公的な支援が得られないかぎり、修復に要する費用を負担できない高齢者世帯などがあることは間違いありません。
そこでお願いです。
大工さんなどでボランティア無償協力いただける方はおられないでしょうか。
あるいは、かなり大変な作業になる場合、その作業に要する実費を支援する仕組みの構築も検討しなければならないかとも思います。建築家や大工さんが支援グループを形成し、支援金を募るなどの工夫までしていただけるとたいへん助かります。もちろん、私共も資金集めに力を注ぎます。
● 実情をお知らせください
他方、村のみなさんで住宅の修復でお困りの方は私共に是非、ご一報ください。私共は非力ですが、実情をしっかり把握できれば、いろんなところに訴え、個人では解決できない問題をなんとか打開していく道筋をひらくことはできると思います。
連絡先は、電話080−2029−0236、FAXは0269−87−2131です。
「家を直したが、冬になって隙間風が入ってきて寒い」、「まだ直せていないところがあるが、修復の資金が尽きてしまった」、「老後の資金をすべて使い果たしてしまい、今後の暮らしが心配」などの悲痛な叫びが上がっています。私の推測ですが、被害判定調査で「一部損壊」や「半壊」と判定され、国の被災者生活再建支援金を受けられない、村の義援金配分も極めて少ないという世帯がたいへんご苦労されているのだと思われます。復興計画はこういう実情をしっかりとふまえ、みんながこれからの村での暮らしに明るい希望をもてるものにしなければならないと、私自身、身の引き締まる思いでいます。「一部損壊」のあるお宅を、22日、訪ねてみました。
奥さんがおられたのですが、「まあ、中に入って、見ていってくれや」と言われ、損傷を受けている箇所を説明してくださいました。撮影させていただいた写真を使って、少し状況を報告します。

玄関のたたき
コンクリにひびが入ったままです。

2階に上がるところ
震災直後のコンパネの入手が困難だった頃、古材を手に入れて応急修理をされたそうです。

お風呂の天井
ご主人がセメントを塗って応急修理されたそうです。

1階の居間に入るところの敷居
敷居がずれ、浮き上がったままです。ガラス戸がきちんと閉まりません。
床が下がっている
畳の縁(へり)が波打っています。私も歩いてみましたが、たしかに下がっています。

窓が開かない
建物が傾き、歪みがあるためです。
お尋ねしたところ、「隙間風が入り、寒い」とのことです。ストーブを居間で2台、台所で1台使って、暖をとっておられるそうです。
「お父さんが合板を使ったり、ガムテープを貼ったりして応急修理をしてくれた。全面的に直すとなるとものすごくお金がかかる。80歳を超えて、そんなお金はない。床が下がっているところは、春になったら、床をあけて、どうにかしなければならないが」。奥さんのお話です。
●まず、徹底した現状調査・把握を
このお家は、「一部損壊」(あるいは「半壊」)の判定を受けたが、簡単には家が直らず、非常に困難な状態にあるお家のほんの一例に過ぎないでしょう。こういうお家がたくさんあるはずです。
住宅被害の調査・把握は昨年4月の被害判定調査以降、行われていません。
そして、「一部損壊ならば、大したお金もかからずに直せているはず」という思い込みで、その後がどうなっているか、まったく調査が行われていません。
いま、地震被害を受けた家がどうなっているのか、を調査・把握する必要があります。これなくして、復興計画も策定することができません。
全壊・大規模半壊・半壊で家を解体され、再建をめざされている場合の再建資金問題も個人の問題に解消されて、どういう困難があるのか、調査・把握されていません。
住宅の現状調査・把握が早急に必要です。復興計画策定委員会が被害状況の把握をしっかり行うよう、委員の一人として取り組んでいきたいと思います。
● 専門家のご支援をお願いします
この調査は素人ではできません。役場にお願いして、公的な調査を実現していきたいと思いますが、同時に、専門家の方がボランティアでご協力下さることをお願いしたいと思います。
建築家などの方々は震災直後は忙しく各地を走り回っておられましたが、昨今は少し時間的なゆとりもできているのではないでしょうか。私共の方で受け入れ態勢を考えますので、調査や修復のアドバイスをできる専門家の方でご協力いただける方々のご連絡(登録)をお願いします。
● ボランティアでの修復手伝いをお願いできないでしょうか
問題を現実的に考えた場合、公的な支援が得られないかぎり、修復に要する費用を負担できない高齢者世帯などがあることは間違いありません。
そこでお願いです。
大工さんなどでボランティア無償協力いただける方はおられないでしょうか。
あるいは、かなり大変な作業になる場合、その作業に要する実費を支援する仕組みの構築も検討しなければならないかとも思います。建築家や大工さんが支援グループを形成し、支援金を募るなどの工夫までしていただけるとたいへん助かります。もちろん、私共も資金集めに力を注ぎます。
● 実情をお知らせください
他方、村のみなさんで住宅の修復でお困りの方は私共に是非、ご一報ください。私共は非力ですが、実情をしっかり把握できれば、いろんなところに訴え、個人では解決できない問題をなんとか打開していく道筋をひらくことはできると思います。
連絡先は、電話080−2029−0236、FAXは0269−87−2131です。



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むらたびは、体験イベントを通して栄村の〈むららしい暮らし〉や自然を満喫し、栄村の復興に繋げる新しい旅です。






