むらの資源を有効に生かし、復興・再生を進めよう
- 仮設住宅/住宅再建
- 2011.08.12 Friday
今日は志久見街道の古道整備についてかなりの紙数を費やして紹介してきました。これには2つの思いがあってのことです。
●古道整備への取り組みが小滝の復興への力を生み出した
小滝の人たちによる古道整備の作業は2009年から始まっています。有志によって「小滝古道物語」という団体が結成されました。
集落では通常、農道・水路の普請が毎春・秋にあり、集落各戸から一人ずつ出て作業にあたります。水路は以前に紹介したことがありますが、長大なもので す。この普請だけでもかなり大変な負担です。そこに古道整備の普請を加えるとなると、さらに大きな負担が加わってきます。それでも小滝の人たちは取り組み はじめたのです。
その思いは、「古道は素晴らしい地域の資源。これを放っておいてはいけない。古道を整備し、いろんな人に歩きに来てもらって、集落も元気になろう」というものです。実際、昨2010年は春5月、夏7月、秋11月に大勢の人たちが志久見街道−小滝を訪れました。
「小滝古道物語」のメンバーがじつは「小滝復興プロジェクトチーム」の中核メンバーを構成しています。
●集落には資源がいっぱい!!
古民家、石垣、お宮…、これを潰してなるものか
昨11日夜、小滝復興プロジェクトチームの会合があり、傍聴してきました。
昨夜は村営住宅の説明会が主たる内容だったのですが、終わりに今後の課題を提起したリーダーの樋口正幸さんが、
「おい、おらほのむらには資源がいっぱいあるで。傷んだ家を簡単に壊してしまっていいんかい? 信大の先生方らも色々と調査してくれている。なんとかしようぜ」
と呼びかけておられました。
古道はその「資源がいっぱいある」の1例なのです。
お宮の修復工事は間もなく始まります。
そして、小滝は、村役場に「建物解体の期限を来年まで延長してほしい」という陳情を12日にすることを決めました。いま、震災で傷んだり壊れたりした建物の解体・運搬・処分の経費が全額、村負担となり、家主の負担がゼロとなっています。たしかに、どうしても解体せざるをえない建物であれば、解体に要する200〜300万円の費用を村が負担してくれるというのは有り難い制度です。
しかし、この制度は「11月一杯で打ち切り」とされています。そのため、村民の多くが「早く解体しないと、費用負担が大変なことになる」と焦ることになり、壊さなくてもいい家が壊されるという事態を生み出すようになっています。そこに歯止めをかけたいというのが小滝の陳情の狙いです。中越大震災では年度を越えての延長も可能だったと聞いています。是非、解体処分の期限を延長し、みんなが古民家などむらの資源を見つめ直し、これからの復興・再生に生かす工夫を考えていくことが必要です。
“にほんの里”を再生する。これは栄村の復興の大きな柱の1つだと思います。
小滝のこんなところは素敵だな、是非残したいなと思うところを1、2紹介して、小滝の報告をひとまず終えます。

屋号「下駄屋」の納屋

“たね”(雪消しのための池)と花

ちょっとした石垣と畑や花。住家のすぐ前の一角です。
●古道整備への取り組みが小滝の復興への力を生み出した
小滝の人たちによる古道整備の作業は2009年から始まっています。有志によって「小滝古道物語」という団体が結成されました。
集落では通常、農道・水路の普請が毎春・秋にあり、集落各戸から一人ずつ出て作業にあたります。水路は以前に紹介したことがありますが、長大なもので す。この普請だけでもかなり大変な負担です。そこに古道整備の普請を加えるとなると、さらに大きな負担が加わってきます。それでも小滝の人たちは取り組み はじめたのです。
その思いは、「古道は素晴らしい地域の資源。これを放っておいてはいけない。古道を整備し、いろんな人に歩きに来てもらって、集落も元気になろう」というものです。実際、昨2010年は春5月、夏7月、秋11月に大勢の人たちが志久見街道−小滝を訪れました。
「小滝古道物語」のメンバーがじつは「小滝復興プロジェクトチーム」の中核メンバーを構成しています。
●集落には資源がいっぱい!!
古民家、石垣、お宮…、これを潰してなるものか
昨11日夜、小滝復興プロジェクトチームの会合があり、傍聴してきました。
昨夜は村営住宅の説明会が主たる内容だったのですが、終わりに今後の課題を提起したリーダーの樋口正幸さんが、
「おい、おらほのむらには資源がいっぱいあるで。傷んだ家を簡単に壊してしまっていいんかい? 信大の先生方らも色々と調査してくれている。なんとかしようぜ」
と呼びかけておられました。
古道はその「資源がいっぱいある」の1例なのです。
お宮の修復工事は間もなく始まります。
そして、小滝は、村役場に「建物解体の期限を来年まで延長してほしい」という陳情を12日にすることを決めました。いま、震災で傷んだり壊れたりした建物の解体・運搬・処分の経費が全額、村負担となり、家主の負担がゼロとなっています。たしかに、どうしても解体せざるをえない建物であれば、解体に要する200〜300万円の費用を村が負担してくれるというのは有り難い制度です。
しかし、この制度は「11月一杯で打ち切り」とされています。そのため、村民の多くが「早く解体しないと、費用負担が大変なことになる」と焦ることになり、壊さなくてもいい家が壊されるという事態を生み出すようになっています。そこに歯止めをかけたいというのが小滝の陳情の狙いです。中越大震災では年度を越えての延長も可能だったと聞いています。是非、解体処分の期限を延長し、みんなが古民家などむらの資源を見つめ直し、これからの復興・再生に生かす工夫を考えていくことが必要です。
“にほんの里”を再生する。これは栄村の復興の大きな柱の1つだと思います。
小滝のこんなところは素敵だな、是非残したいなと思うところを1、2紹介して、小滝の報告をひとまず終えます。

屋号「下駄屋」の納屋

“たね”(雪消しのための池)と花

ちょっとした石垣と畑や花。住家のすぐ前の一角です。



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むらたびは、体験イベントを通して栄村の〈むららしい暮らし〉や自然を満喫し、栄村の復興に繋げる新しい旅です。






