田んぼの亀裂の深さを小滝で調査
- 農業再建問題
- 2011.05.19 Thursday
5月になって雪が消え、田んぼの被害があきらかになってきましたが、今度はその復旧をいかに進めていくかが課題になっています。以前にも説明しましたとおり、1ヶ所40万円以上の費用がかかる復旧工事は国の災害復旧事業の対象となり、7月の国による査定を経て、早くとも7月下旬からの工事着手となります。他方、比較的軽いと思われる被害については、村単独事業で早く修復し、今年の作付に間に合わそうということになっています。
しかし、比較的軽いと思われる被害についても、亀裂がいったいどの深さまで入っているのか、それによって復旧の仕方も変わってくるのではないかと思われます。
その点、本レポートNo.28で報告したとおり、15日の小滝復興プロジェクトチームの寄合で議論となりました。
そこで、小滝集落では、村単事業での復旧事業を予定している田んぼについて、18日、担当の役場職員と一緒に掘削を行ない、亀裂がどの深さまで達しているかを調査しました。
結果は深刻なものでした。表土どころか、その下の耕盤まで亀裂が入っているのです。
役場の担当者は急遽、中越大震災からの復旧を行なった小千谷市での聞き取り調査などを行なうことになったそうです。
本当に作付ができる復旧を実現するために、大変な作業になると思いますが、全力をあげて取り組まなければなりません。
以下、18日に掘削が行なわれた箇所のうち3ヶ所について写真で報告をします。
しかし、比較的軽いと思われる被害についても、亀裂がいったいどの深さまで入っているのか、それによって復旧の仕方も変わってくるのではないかと思われます。
その点、本レポートNo.28で報告したとおり、15日の小滝復興プロジェクトチームの寄合で議論となりました。
そこで、小滝集落では、村単事業での復旧事業を予定している田んぼについて、18日、担当の役場職員と一緒に掘削を行ない、亀裂がどの深さまで達しているかを調査しました。
結果は深刻なものでした。表土どころか、その下の耕盤まで亀裂が入っているのです。
役場の担当者は急遽、中越大震災からの復旧を行なった小千谷市での聞き取り調査などを行なうことになったそうです。
本当に作付ができる復旧を実現するために、大変な作業になると思いますが、全力をあげて取り組まなければなりません。
以下、18日に掘削が行なわれた箇所のうち3ヶ所について写真で報告をします。
* 第1地点
第1地点は下の写真のとおり、比較的幅の広い亀裂(クラック)がある箇所です。

第1地点の亀裂の深さ
* 第2地点

第2地点のある田んぼの様子

亀裂は第1地点と比べると細いものです。

第2地点の亀裂の深さ
* 第3地点

第3地点がある田んぼの様子

第3地点の亀裂は第2地点よりもさらに細い

第3地点の亀裂の深さ
掘った穴の底の方にはっきりと亀裂の存在が確認できます。
田んぼの表面ではわずかな亀裂と見えるものでも、耕盤まで亀裂が入っていることが明確になりました。これを放置したまま、表面だけを「修復」しても、いざ田んぼに水を張ったとなると、水漏れがする等の事態になると思われます。
信州大学の木村和弘先生が「目に見える被害」「目に見えない被害」という問題を指摘されていますが、「わずかな被害」と見える「目に見える被害」が、じつはたいへん大きな「目に見えない被害」なのだと言えるのではないでしょうか。
いま問題となっているのは村単独事業での復旧工事ですが、国の災害復旧事業はこういう被害への対応が不十分と言わざるをえません。いや、そもそも地震による被害の深刻さを想定していないものだという方が正しいかもしれません。
専門家や体験者の知見を得ながら、地震による田んぼ被害の根本的な復旧の実現にむけて、国等も相手にたたかっていくことが必要だと思われます。



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