雪の怖さ
- 豪雪地域での復興
- 2012.02.06 Monday
3日、4日に村内を巡って、写真撮影できたものの中から、雪の力の凄さ、怖さを示すものをレポートします。
●落下雪で窓が壊れる危険

上の写真は、青倉の島田房代さんのお家の1階居室内部から撮影したものです。外のサッシがたわんでいるのがおわかりいたでけるでしょうか。房代さん宅は高床式で、この部屋は実質2階にあたります。屋根から落下した雪がどんどん溜まり、それがサッシを押したのです。これを放置すれば、サッシが完全に壊れ、さらには窓をも突き破ることになります。
房代さんからのSOSで、3日午後、青倉地区担当の雪害対策救助員が急遽、家周りの除雪に入りました。次の写真はその模様と、サッシが曲がっている様子を外部から撮影したものです。


●自然落下式屋根から落ちる雪の膨大さ、破壊力の凄さ
今冬は気温が低く、自然落下式の屋根でも雪が屋根にくっついて、なかなか落ちないケースが多くなっています。その結果、2m以上の雪が屋根に積もります。雪が小康状態になった30、31日や3日昼間などに、ようやく落下した家が多いようです。
落下した後の雪の様子から、落下雪の凄さを推し量ることができるかと思います。

写真中央に見える作業所の屋根から自然落下した雪です。すごい大きな塊も見えます。「屋根から落ちた雪の下敷き、生き埋めになって人が亡くなる」という事故が全国各地で起きていますが、この写真を見れば、そういう死亡事故の理由がおわかりいただけると思います。
●落下雪で家が孤立する危険性
こちらの写真は森集落の石沢ミツエさんのお家への入口通路を撮影したものです。
写真奥に見えるのがミツエさんのお宅。右は森の共同住宅です。そして、雪を掘ってミツエさん宅玄関への道がつけられていますが、屋根の雪が落ちると、この通路が塞(ふさ)がれます。ミツエさんがいちばん恐れられているのはそれによる孤立です。この写真で家の位置、屋根雪の落下場所を確認すれば、ミツエさんの心配は納得いきます。ミツエさんは78歳で一人暮らしです。お元気な方ですが、孤立した場合は大変です。
ミツエさんのお家は地震で大きな被害を受けました。ミツエさんのお話では、昨年春、仮設住宅が40世帯分からさらに15世帯分増やされたことを知らず、仮設住宅への入居申し込みができず、自宅を応急修理して住んでおられます。また、ミツエさんのようなケースは、昨夏に行われた復興村営住宅入居意向調査のアンケートの対象外となっていて、ミツエさんは現在のところ、復興村営住宅への入居申し込みもできていません。
ミツエさんのケースは、「震災+雪害」の被害の重なりの典型的な事例の1つだといえますが、行政の被害状況の調査・把握にはまだまだ大きな漏れがあると言わざるをえません。
●修復中の家の屋根雪は落ちない
震災からの住家修復工事中で、今冬は人が居住していない住宅は、室内からの暖気がないため、屋根の雪がいっそう落下しにくくなっています。青倉の「あんぼの家」のケースをご覧ください。

積雪は2mどころではありません。後ろに見えるのは雪崩防止柵です。
「あんぼの家」管理人の渡邉さんは連日、「あんぼの家」に通い、室内でストーブを焚き、室内温を高めるように努力されていますが、まだ落下しません。写真撮影は4日夕です。
しかも、「あんぼの家」に通じる道は除雪の対象外ですので、右の写真のような雪原の中をラッセルして道をつけ、通わなければなりません。

● 雪庇の恐ろしさ

この奇妙な写真、意味がおわりになるでしょうか?
国道117号線の下をくぐる、横倉集落への村道の隧道の入口の上方を見上げたものです。つまり、隧道の入口上にせり出している雪庇を見上げて撮影したものです(4日朝撮影)。1mくらいせり出しているのではないでしょうか。
車の通行中にこれが落ちてきて、車に当たれば、車の屋根が大きくへこむ、フロントガラスが破損する等の事故になる危険があります。一刻も早い雪庇落としが求められます。
●雪崩の危険
4日午前、坪野に行った折に、天代〜野口間の道路の雪崩危険箇所の様子を撮影してきました。

いつ大量の雪が雪崩れてきてもおかしくない状態です。しかも、小規模な雪崩が落ちた跡がいくつも見えます。
もう1枚、県道森宮野原秋山郷線の長瀬・笹原間の様子もご覧ください。

雪崩防止柵がたくさん設置されていますが、あまりの大雪で、それをも越えて雪崩が生じる危険性があります。
●落下雪で窓が壊れる危険

上の写真は、青倉の島田房代さんのお家の1階居室内部から撮影したものです。外のサッシがたわんでいるのがおわかりいたでけるでしょうか。房代さん宅は高床式で、この部屋は実質2階にあたります。屋根から落下した雪がどんどん溜まり、それがサッシを押したのです。これを放置すれば、サッシが完全に壊れ、さらには窓をも突き破ることになります。
房代さんからのSOSで、3日午後、青倉地区担当の雪害対策救助員が急遽、家周りの除雪に入りました。次の写真はその模様と、サッシが曲がっている様子を外部から撮影したものです。


●自然落下式屋根から落ちる雪の膨大さ、破壊力の凄さ
今冬は気温が低く、自然落下式の屋根でも雪が屋根にくっついて、なかなか落ちないケースが多くなっています。その結果、2m以上の雪が屋根に積もります。雪が小康状態になった30、31日や3日昼間などに、ようやく落下した家が多いようです。
落下した後の雪の様子から、落下雪の凄さを推し量ることができるかと思います。

写真中央に見える作業所の屋根から自然落下した雪です。すごい大きな塊も見えます。「屋根から落ちた雪の下敷き、生き埋めになって人が亡くなる」という事故が全国各地で起きていますが、この写真を見れば、そういう死亡事故の理由がおわかりいただけると思います。
●落下雪で家が孤立する危険性

こちらの写真は森集落の石沢ミツエさんのお家への入口通路を撮影したものです。
写真奥に見えるのがミツエさんのお宅。右は森の共同住宅です。そして、雪を掘ってミツエさん宅玄関への道がつけられていますが、屋根の雪が落ちると、この通路が塞(ふさ)がれます。ミツエさんがいちばん恐れられているのはそれによる孤立です。この写真で家の位置、屋根雪の落下場所を確認すれば、ミツエさんの心配は納得いきます。ミツエさんは78歳で一人暮らしです。お元気な方ですが、孤立した場合は大変です。
ミツエさんのお家は地震で大きな被害を受けました。ミツエさんのお話では、昨年春、仮設住宅が40世帯分からさらに15世帯分増やされたことを知らず、仮設住宅への入居申し込みができず、自宅を応急修理して住んでおられます。また、ミツエさんのようなケースは、昨夏に行われた復興村営住宅入居意向調査のアンケートの対象外となっていて、ミツエさんは現在のところ、復興村営住宅への入居申し込みもできていません。
ミツエさんのケースは、「震災+雪害」の被害の重なりの典型的な事例の1つだといえますが、行政の被害状況の調査・把握にはまだまだ大きな漏れがあると言わざるをえません。
●修復中の家の屋根雪は落ちない
震災からの住家修復工事中で、今冬は人が居住していない住宅は、室内からの暖気がないため、屋根の雪がいっそう落下しにくくなっています。青倉の「あんぼの家」のケースをご覧ください。

積雪は2mどころではありません。後ろに見えるのは雪崩防止柵です。
「あんぼの家」管理人の渡邉さんは連日、「あんぼの家」に通い、室内でストーブを焚き、室内温を高めるように努力されていますが、まだ落下しません。写真撮影は4日夕です。
しかも、「あんぼの家」に通じる道は除雪の対象外ですので、右の写真のような雪原の中をラッセルして道をつけ、通わなければなりません。

● 雪庇の恐ろしさ

この奇妙な写真、意味がおわりになるでしょうか?
国道117号線の下をくぐる、横倉集落への村道の隧道の入口の上方を見上げたものです。つまり、隧道の入口上にせり出している雪庇を見上げて撮影したものです(4日朝撮影)。1mくらいせり出しているのではないでしょうか。
車の通行中にこれが落ちてきて、車に当たれば、車の屋根が大きくへこむ、フロントガラスが破損する等の事故になる危険があります。一刻も早い雪庇落としが求められます。
●雪崩の危険
4日午前、坪野に行った折に、天代〜野口間の道路の雪崩危険箇所の様子を撮影してきました。

いつ大量の雪が雪崩れてきてもおかしくない状態です。しかも、小規模な雪崩が落ちた跡がいくつも見えます。
もう1枚、県道森宮野原秋山郷線の長瀬・笹原間の様子もご覧ください。

雪崩防止柵がたくさん設置されていますが、あまりの大雪で、それをも越えて雪崩が生じる危険性があります。



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