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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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法政大学図司ゼミの青倉集落調査から

 前号でお伝えした法政大学図司ゼミの学生さんたちの青倉集落調査は3日間に及び、1日夕でその活動を基本的に終えました。1日夜は、青倉の広瀬明彦さん、高橋真太郎さん、高橋肇さんにミーティングにご参加いただき、“まとめ”の報告と議論が行われました。
 学生さんたちは2日午前、村を離れ帰京されます。大学は9月後半に後期の授業が始まるそうですが、後期開始早々に今回の青倉集落調査の報告をまとめられるとのことで、集落と村にも報告が届くものと思われます。

●地図:いまの青倉
 今回の法政大図司ゼミの調査で注目したいことの1つは、青倉の家々の現状を書き込んだ集落地図を作成されたことです。最終完成作業は東京に戻ってからになるようですが、「解体された家」、「修復された家」等々が色別で示されていて、震災による青倉集落の変化が一目瞭然にわかるようになっています。

 これは青倉集落の今後の復興を考えていくときの重要な手がかりになると思います。


●ほぼすべてのお家を訪ねる
 もう1つ注目すべきことは、学生さんたちが青倉のほぼ全戸を1軒1軒個別に訪問されたことです。
 初めて訪れた青倉集落。そこでまったく知らないお宅を訪問するのはたいへん勇気のいることです。訪ねてみても留守のケース。あるいは、「いまは忙しい」 とのことでお話を聞けないケース。いろいろあったようですが、学生さんたちは徐々に青倉の人たちの暮らしのリズム(どの時間帯には、どこで、何をされてい るか)を知り、時間をとってもらって青倉の人たちにお話を聞くことに成功していきました。
 この努力には明彦さん、真太郎さん、肇さんも脱帽で、敬意を表されていました。
 青倉のみなさんにはたいへんご迷惑をおかけすることも多かったことと思いますが、学生さんたちは貴重なお話を聞くことができ、実りの多い調査をすることができました。

1日夜のミーティングの様子


●いろんな野菜をいただきました

 いろんなお話を聞けたことに加えて、学生さんたちが感激していたことがもう1つあります。
 お訪ねしたお家、あるいは畑で出会ったかあちゃんたちから、ナス、キュウリ、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどの野菜、ミョウガの漬物をはじめとするいろんな種類の漬物をいただいたことです。しかも、若い学生さんたちがそれを生かして、かぼちゃの煮もの、サラダなどの料理を楽しんでいたことも特筆ものだと思います。
 
 今回の青倉集落調査は、種々の事情から直前に決まったもので準備不足な面がありましたが、青倉のみなさんのご協力で大きな成果をあげることができました。
 また、集落にとって、このような受け入れが集落の復興の一助になることもあきらかになったのではないかと思います。


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