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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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若者が集まり、話し合う場をいっぱい作ろう

6月10日、大久保での出来事

大久保での消防団と法政大学生の交流(写真提供:法政大図司ゼミ)

 大久保集落でタケノコ狩りの集まりがあった6月10日、大久保でもう1つ、とても重要な出来事がありました。
 中央地区(大久保、野田沢)の消防団が大久保公民館の横でバーベキューをやっていたのですが、そこにタケノコ狩りに参加していた法政大学の学生さんらが合流し、夕刻までバーベキュー、ビール、そしておしゃべりで大いに盛り上がったのです。
 地元の消防団のわけしょにとっても大いに楽しいひと時であったことと思いますが、法政大学の学生さんたちにとっても非常に刺激的な時間であったようです。
 栄村を交流や調査で訪れる学生さんはかなりの人数    
になりますが、彼ら・彼女らの通常の印象の1つとして、「栄村で若い人と出会うことがあまりない」というものがあります。ところが、この日は若い者同士の交流が実現し、東京の学生たちにとっても非常にインパクトがあったというのです。
 この交流の翌日には、むらの農業に取り組む若者に栄村の農業について話を聞くため、若者の家を訪れる学生さんもいたようです。


●祭りを若者交流の機会に
 8月14日、柳在家で今年も祭りが行われます。
 昨夏、30数年ぶりに復活した祭りです。柳在家の高齢者夫妻の孫にあたる村の若者が呼びかけ、その同級生(栄中平成15年度卒業生)が力を合わせて実現したものです。

柳在家の祭りを復活させた若者たち「栄盟会」   
 その若者たちは背に「栄盟会」と染め抜かれた法被を身に着けていましたが、今年もきっとその法被姿が登場するのでしょう。
 この祭りに東京の大学生が15名ほど応援にやってきます。
 「栄盟会」の若者は祭りの中心ですから当日は忙しいでしょうが、祭りの後は、きっとビールなどを酌み交わし、大いに盛り上がることと思います。そこに応援の大学生も加わってもらって、若者同士でワイワイ、ガヤガヤやると、栄村に新しい息吹が吹き上がるものと思います。
 祭りですから、固い話は抜きでいいと思うのですが、とにかく若者がたくさん集まり、パワーを見せつけることが村の復興を大いに促すことになると思うのです。
 16日の大久保の祭りも法政大学図司ゼミの学生さんが参加しますので、同様の機会になるかと思います。


●ラフティングでも盛り上がろう
 ラフティングも若者が気勢をあげるいい機会になると思います。
 栄村移住を予定しているリバー・ガイドのかのえさんは30歳代半ばの若者。栄村の若者との交わりを求めておられます。
 8月はかのえさんの稼ぎ時で予定が詰まっていますが、9〜10月、栄村の千曲川でのラフティングのモニター・ツアーを何回もやる計画です。  

ラフティング前のミーティングで話すかのえさん(右から4人目)

 むらの小中学生は7月28日と9月2日に親子ラフティングをやることになっていますが、高校生、20歳代、30歳代のラフティング大会を是非、計画してください。モニタリングのラフティングですので、料金は格安(2千円)で可能です。


●栄村復興の主力は若者、その若者の声を大に!
 栄村の震災復興は、いま進められている「復興計画(案)骨子への意見募集」(いわゆるパブリックコメント)、そして8月中の「復興計画案」の確定と、この夏が一つの大きなステップとなります。
 そこで重要なのが若者の声です。
 復興(計画)は10年後、20年後の栄村をどうするのかをめぐるものです。
 10年後、20年後の栄村で主力となるのは現在20〜40歳代前半の人たちです。
 残念なことですが、この世代の声が表面に浮かび上がってこない構造が村政、役場、そして集落、各種団体の中にあるように思います。
 この「復興への歩み」というレポート(新聞)も、各世帯への配布となっていますので、若者には直接に届かないという問題があると自覚しています。今後は、各世帯への配布以外に、若い人に直接お届けする仕組みを創っていきたいと考えています。(スマートフォンをご利用の人は是非、アドレスを教えてください。メールでお届けできるようにしたいと思います)
 ともかく、若者の声が復興計画に反映されるように、ここ1〜2ヶ月、集中的に努力したいと思います。若者が数名でも集まる機会があれば、説明やご意見を聞くために出かけていきますので、是非、声をかけてください。よろしくお願いします。
 

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