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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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警戒避難基準の見直し

 さて、「経緯」の説明に続いて、警戒避難基準の見直しに関する説明が行われました。主催者側が28日に説明会を設定した最大の理由と思われます。
 「見直し」のポイントは、避難の基準を「連続雨量が20mm以上」から「3時間雨量が30mm以上」に緩和することにあります。その理由として、
 
* 土砂埋塞部の湛水池は5/10の降水により越流および
  (一部が)崩壊し、埋塞土砂の大規模な崩壊が起こる
  危険性は、小さくなったと考えられること。
* 5/10の降水と同規模な土砂流失があった場合でも、
  下流保全対象への被害はないと考えられること。
* トマトの国付近で河道開削が行われており、
  この地点からの氾濫の可能性は小さくなっていること。

ということが挙げられています。
 この基準見直しは、6月21日に開催された県の災害対策検討委員会で決められたものです。
 28日の説明によると、現在出されている中条地区、青倉・北向地区に出されている避難勧告は梅雨明けを待って解除されるとのことです。
 
 この後、今後の対策措置(工事内容等)、工事スケジュール、森集落の廣瀬建設事務所裏の地点の崖崩れ地点の対策などの説明が行われ、質疑応答に移りました。
 
 なお、以上の説明の中で出たことで、他に重要と思われる3点に言及しておきます。
 1つは、降雨量は山の上に行けば多く、それが中条川の土石流発生にも影響することから、野々海池付近での降雨量観測を実施する予定であること。
 2つは、湛水池の水量を減らすために、土砂埋塞部を開削する予定であること(7〜9月)、それに伴い、工事用の仮設道路を設ける予定であること。
 3つは、その仮設工事用道路の開設を利用して、森集落の開田への水路の仮パイプを来年の作付期前までに敷設したいと考えていること(本格復旧には3〜4年を要する)。(3点目は村からの説明)
 

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