むらで農業をやってみませんか
- 被害と復興の様子
- 2011.06.07 Tuesday
みなさんに一つ、提案というか呼びかけです。
栄村に移り住んで、農業(を中心とする暮らし)をやってみようという方はおられないでしょうか。あるいは、そういうことを勧めてみたいという人がお知り合いにおられないでしょうか。
むらの農業将来構想が必要
震災復興にはやはり栄村の農業の将来構想をたてる必要があります。
具体的には、第1に、田んぼをやる人です。高齢化でやれなくなる人が増えてきているのに対して、後継者数が少ないのが現状。たとえば青倉受託作業班はこれまで3ha近くの田んぼをやってきましたが、新たに2〜3haの田んぼをやる必要が生じつつあります。専業的に耕作をするオペレーターを確保することが必要になってきます。同じことは他の集落の多くについてもいえます。
第2に、〈生産−加工−販売〉を一体的に行なう、いわゆる6次産業的な農業の可能性をひらくことです。
ご報告しているように、さかえトマトジュースは大変なご好評をいただき、完売しました。30缶入りケース3,000箱(計9万缶)の限定生産です。加工用トマトの作付耕地が不足しているのではなく、担い手農家が1軒しかいないためです。農地はいくらでもあると言ってもよく、2倍、3倍の生産が可能です。
私は、栄村でトマトジュースを年間数百万缶も生産するような〈大量生産−大量販売〉はする必要がない、いや、すべきではないと考えていますが、しかし、あれだけ美味しい、人気のあるジュースを年間9万缶しか出せないというのはやはり残念です。
トマトジュース以外にも、味噌(大豆)、餅、トマトケチャップなど、可能性のある加工品がまだまだあります。
作物をつくるだけでは、消費者が食料品に支払う金額のわずか1割程度しか農家にまわらない現在の経済システムですので、やはり〈生産−加工−販売〉を一体的に行なうことが必要です。
こうしたことから、栄村の農業の将来構想をたてることが必要なのですが、鍵は〈担い手〉にあります。
産直にも大きな可能性
前に少し報告しましたが、各地の直売所等から「栄村のものを扱いたい」というお申し出をいただいています。震災復興が栄村の農産品販売拡大の好機なのです。
私は、栄村の農業は「小さな農業」にこそ良さがあると考えていて、流行りの大規模生産や兼業農家切り捨ての政策に与するつもりは毛頭ありませんが、田んぼのオペレーターの育成、加工まで行なう農業の育成は必要だと考えています。
移住−就農の可能性を一緒に探ってみませんか
全国各地を見ると、「移住者用の無料住宅を用意し、初めの3年間は研修費を出します」というような募集をやっているところもあります。
残念ながら、わが栄村にはそういう施策はいまのところありません。
でも、「栄村に住んで農業をやってみよう」という気持ちのある方に、「一人で頑張って」とは言いません。栄村ネットワークが中心になって、住宅の確保や安定所得の保障ができるシステムを形成しようと構想しています。
少しでも移住−就農の意思のある方は、是非、ご連絡をいただき、一緒にその可能性を探ってみてください。都市との交流の拠点づくりなどとワンセットでの計画もOKです。
震災復興の1つの要をなすものとして、積極的なチャレンジを期待しています。
(了)
栄村に移り住んで、農業(を中心とする暮らし)をやってみようという方はおられないでしょうか。あるいは、そういうことを勧めてみたいという人がお知り合いにおられないでしょうか。
むらの農業将来構想が必要
震災復興にはやはり栄村の農業の将来構想をたてる必要があります。
具体的には、第1に、田んぼをやる人です。高齢化でやれなくなる人が増えてきているのに対して、後継者数が少ないのが現状。たとえば青倉受託作業班はこれまで3ha近くの田んぼをやってきましたが、新たに2〜3haの田んぼをやる必要が生じつつあります。専業的に耕作をするオペレーターを確保することが必要になってきます。同じことは他の集落の多くについてもいえます。
第2に、〈生産−加工−販売〉を一体的に行なう、いわゆる6次産業的な農業の可能性をひらくことです。
ご報告しているように、さかえトマトジュースは大変なご好評をいただき、完売しました。30缶入りケース3,000箱(計9万缶)の限定生産です。加工用トマトの作付耕地が不足しているのではなく、担い手農家が1軒しかいないためです。農地はいくらでもあると言ってもよく、2倍、3倍の生産が可能です。
私は、栄村でトマトジュースを年間数百万缶も生産するような〈大量生産−大量販売〉はする必要がない、いや、すべきではないと考えていますが、しかし、あれだけ美味しい、人気のあるジュースを年間9万缶しか出せないというのはやはり残念です。
トマトジュース以外にも、味噌(大豆)、餅、トマトケチャップなど、可能性のある加工品がまだまだあります。
作物をつくるだけでは、消費者が食料品に支払う金額のわずか1割程度しか農家にまわらない現在の経済システムですので、やはり〈生産−加工−販売〉を一体的に行なうことが必要です。
こうしたことから、栄村の農業の将来構想をたてることが必要なのですが、鍵は〈担い手〉にあります。
産直にも大きな可能性
前に少し報告しましたが、各地の直売所等から「栄村のものを扱いたい」というお申し出をいただいています。震災復興が栄村の農産品販売拡大の好機なのです。
私は、栄村の農業は「小さな農業」にこそ良さがあると考えていて、流行りの大規模生産や兼業農家切り捨ての政策に与するつもりは毛頭ありませんが、田んぼのオペレーターの育成、加工まで行なう農業の育成は必要だと考えています。
移住−就農の可能性を一緒に探ってみませんか
全国各地を見ると、「移住者用の無料住宅を用意し、初めの3年間は研修費を出します」というような募集をやっているところもあります。
残念ながら、わが栄村にはそういう施策はいまのところありません。
でも、「栄村に住んで農業をやってみよう」という気持ちのある方に、「一人で頑張って」とは言いません。栄村ネットワークが中心になって、住宅の確保や安定所得の保障ができるシステムを形成しようと構想しています。
少しでも移住−就農の意思のある方は、是非、ご連絡をいただき、一緒にその可能性を探ってみてください。都市との交流の拠点づくりなどとワンセットでの計画もOKです。
震災復興の1つの要をなすものとして、積極的なチャレンジを期待しています。
(了)



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