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栄村ネットワーク
長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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農業再建の具体的課題

 栄村はなんといっても農業の村です。住宅の問題と同時に、農業を続けることができるかどうかが、村の再建を決めます。

 肉牛飼育農家は、牛舎が崩壊し、たいへんなことになっています。すでに13日、農協関係者の支援などが入り、生き埋めになっていた牛の救出、出荷できるまでに育っている牛の出荷などの緊急措置がとられました。
 キノコ栽培農家は、飯山市などでは散乱した培養瓶の整理に支援が入っているようですが、栄村ではまだまったく手がついていません。

  そして、最大の問題は田んぼ‐米づくりです。
  田んぼがいま、雪の下にあって、どんな状態になっているか、見ることができません。しかし、多くの田んぼ、とくに棚田は、亀裂が入った、畔・法(のり)面(土手)が崩れたといった被害にあっていることが予想されます。

  また、ある意味でより深刻だと思われるのが水路です。とくに山の上・奥が引いている水路が各所で崩壊している可能性があります。今年、米作りができるかどうか、まったくわからない状況なのです。
  その一方で、4月下旬の種蒔きにむけて、もう間もなく3月下旬には種(籾)の浸水などを始めなければなりません。

 「住宅の再建について」で紹介したAさん、Kさんは、「どんなことがあっても、米作りをやる!」と決意をされています。私も、この4年間米作りをしてきた棚田で絶対に米作りをやる決意です。雪が消えて、田んぼの状態が見えるようになるのは、里地で4月上中旬、山の棚田で4月中下旬です。
  そこにむかって、どういう準備を進めればよいか、これからの検討課題ですが、随時、情報を出していきますので、ご支援をお願いします。
 
  もう動かなければならない時間ですので、ひとまず、以上とします。


―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事(15日朝執筆分)