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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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6月2日のレポート<後記>

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  • 2011.06.02 Thursday
 私は震災以降ずっと、テレビのない暮らしをしていますので、ニュースに疎(うと)いところがあります。数日前から、いわゆる〈政局〉がずいぶんときな臭くなっているようです。内閣不信任案のことです。

 菅内閣の震災対応が十分なものなのかどうか、私は判断材料を持っていません。しかし、原発災害に関するかぎり、従来の政治であれば福島原発災害のレベルは、「レベル4」のままにされていた可能性が大です。なんといっても、従来の政治は〈原発推進〉だったのですから。福島県の前知事は佐藤栄佐久という人でしたが、1989年の福島原発事故(1989年)をめぐって、運転再開に激しく抵抗したために、汚職事件をでっち上げられ、失職に追い込まれたという説があります。

 それはともかく、内閣不信任案が仮に可決されたとしたら、どうなるのでしょうか。自民・公明は「造反」した小沢一郎氏を新総理に担ぐのでしょうか。それとも谷垣氏が総理になるつもりなのでしょうか。
 でも、小沢氏であれ、谷垣氏であれ、首相が交代すれば、震災復興が進むのでしょうか。それを確信させるようなメッセージは何も聞こえてきません。
 復興を進めるために争っているのだと言うのならば、私たちが栄村でどういう苦闘をしているのか、栄村からどういうメッセージを出しているのかをめぐって、少しでも自分たちの見解を明確にしてもらいたいと思います。

 結論的に言って、震災復興のために争っているのではなく、震災復興をだしにして政争をやっているのだとしか言いようがありません。
 一言で言えば、「いい加減にしてくれ」です。
 復興を進めるのは政治家ではなく、なによりも被災地の住民なのだということを痛感しています。
(了)


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