仮設住宅をめぐる問題にどう取り組むか
- 仮設住宅/住宅再建
- 2011.04.13 Wednesday
いろんな問題がありますが、やはり住む家を失った人たち(私自身もその一人ですが)の“仮の住まい”をどうするかは最重要問題です。
いまのところ、行政から出ていることは以下の4点です。
イ. 仮設住宅を40戸建てる。入居開始予定は6月1日(ただし遅れる場合がある)
ロ. 罹災証明のための住宅被害度の判定が出て(4月18日)以降、
仮設住宅入居申込書を配布する
ハ. 不足する場合、仮設住宅の追加建設を要望する
ニ. 仮住まいに困る人には飯山市の県営住宅などへの仮入居を世話する
<仮設住宅は足りない>いまのところ、行政から出ていることは以下の4点です。
イ. 仮設住宅を40戸建てる。入居開始予定は6月1日(ただし遅れる場合がある)
ロ. 罹災証明のための住宅被害度の判定が出て(4月18日)以降、
仮設住宅入居申込書を配布する
ハ. 不足する場合、仮設住宅の追加建設を要望する
ニ. 仮住まいに困る人には飯山市の県営住宅などへの仮入居を世話する
被災直後に仮設住宅を希望した世帯は108世帯。その後、なんとか自宅に住めると判断された方もおられるが、40戸では到底足らないことは明白です。
もし「40戸で足りる」としたら、それは入居条件を厳しくし、本当に仮住宅を求めている人のかなりの部分を切り捨てることになります。
仮設住宅は、<村が申請し、県が建て、費用は(とくに今回の大震災の場合)全額あるいはほとんど国が出す>というものです。
村は住民の側にたち、住民が必要としている戸数を確保できるよう、住民と一体となって県‐国に要望していくようにしてもらいたいものです。
(15日に予定している「結い復興座談会」はそのためのものです。夜7時、森宮野原駅交流館です)
<仮設住宅までの第2次避難所をどうするか>
いま建設が決まっている仮設住宅ですら早くて6月1日の入居。これからまだ50日近く避難所で我慢しなければならない人が出てきます。
はっきり言って、役場避難所の環境はよくありません。被災直後の大人数の避難時には少々、居住環境が悪くてもやむをえなかったといえますが、これをあと50日近く我慢せよ、とは人間として言えるものではありません。
一部には、「もう少し人数が減れば、北野温泉1ヶ所に統合してはどうか」という考えもあるようです。
しかし、私はこの考えには賛同できません。
最大の理由は、自分の集落からどんどん遠いところへ連れて行かれ、春を迎えつつあるのに百姓らしい暮らしができないということです。
今日も日中は上着を脱がないと暑いくらいの陽気です。そうすると、集落の自宅に帰ったばあちゃんたちは、早速、野良着を着て、なにかをしようと動き出しています。
しかし、集落から遠い避難所ということになれば、集落にある自分の畑を耕しに出ることもままならないことになります。むらの高齢者の人たちは春になると、 まずは山菜を採り、すじ蒔きをし、畑を耕し、田んぼ作業をする。これが健康の源であり、元気の秘訣です。そうして得られる野菜や米がむらの暮らしを支える のです。
もう1つ、理由があります。北野温泉は村の産業の柱の1つである観光用の施設です。震災から1ヶ月を経たいま、私は栄村振興公 社の営業の再開にむけて全力で取り組まなければならないと考えます。「風評被害でお客は来ない」などと考えるとしたら、観光業は永遠に再興できないことに なります。単なる物見遊山は困りますが、「栄村が大好きだ。栄村に行きたい」というお客さんを迎え入れられるようにすることは、村の復興の重要な柱となる ことだと思うのです。
<集落を基本とする第2次避難所を工夫する>
むらの人は、それが避難所だとしても、やはり自分の集落で暮らすことができるのがベストです。
3月12日の被災直後から箕作(みつくり)集落だけは集落単独の避難所でした。箕作集落は集落全体としては被害が比較的軽微であったこともありますが、1 集落だけの避難所であり、しかもその避難所が新築完成したばかりの集落公民館であったことから、避難所生活もあまり大変ではなかったと聞いています。
いま、まだ避難所生活をせねばならない人たちの集落に新築の公民館があるわけではないですが、少し修理をすれば1ヶ月程度の期間の仮住まいにすることは可 能でしょう。あるいは、青倉のように公民館を失ったところでは、早急に仮設の公民館を建て、当面、1階は避難所、2階は集会所という形で運用することが可 能でしょう。
そして、集落の中に避難所があれば、高齢者一人の場合でも集落の人たちで見守ることができ、百姓仕事やお茶のみを行うことも可能になります。
集落公民館の修理費用などは、激甚災害地域に指定されていることもあり、県や国から確保することも不可能ではないはずです。
以上は私の私案ですが、とにかく、いまこの瞬間、住まいがない人のことをもっともっと真剣に、そして具体的に考え、キメ細かな対策をしていくことが大事だということを声を大にして叫びたいと思います。



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むらたびは、体験イベントを通して栄村の〈むららしい暮らし〉や自然を満喫し、栄村の復興に繋げる新しい旅です。






