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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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若者が活躍する栄村に

 昨4日は第4回復興計画策定委員会が開かれました。
 これまで3回の委員会で検討されてきた「復興計画(案)」に、住民懇談会で出たご意見や委員の意見を盛り込んだ「復興計画(骨子)」が示され、基本的に承認されました。今後、1週間以内に細かな文言の修正作業を行ったうえで、全村民を対象とする「パブリックコメント」が実施されます。
 

●
パブリックコメント
 「パブリックコメント」(略称「パブコメ」)とは聞きなれない言葉ですが、委員会が示す「復興計画(骨子)」に対して、みなさんが自由にモノを言う機会です。各戸に用紙が配られることになりますが、世帯主のみが回答するのではなく、老いも若きも、男性も女性も、それぞれがそれぞれの立場から、自由に意見が出せる「パブコメ」にしたいと思っています。


●「生涯現役・全員参加・世代継承型雇用創造事業」について
 昨日の委員会の議事の最後に、村から「生涯現役・全員参加・世代継承型雇用事業」というものの概要が紹介・説明されました。
 一言でいえば、被災地で雇用を生み出すために、人件費を中心に年間上限1億円の補助金が3年間、村に投じられるということです。
 私はこの事業のポイントは、「3年間、補助金で雇用ができる」というところにあるのではなく、「これから先の5年、10年、十分に食べていける事業を村内に自分たちの手で創り出すことを当初の3年間は国が資金的に応援してくれる。その間に事業を軌道に乗せることができれば、栄村に新しい事業(仕事)を生み出すことができる」という点にあると思います。
 かあちゃんたちが自分たちの手で加工所をつくり、自慢の産品を売り出すという事業も可能だと思います。
 また、なによりも大事なのは若者の雇用を生み出すことが可能なことです。たとえば、ラフティングのガイドになって稼いでみようという人はいませんか? 千曲川を熟知し、お客さんを楽しめる話術なども備える一人前のガイドになるには少なくとも2年ほどの訓練期間が必要です。普通の場合は、この訓練期間、あまり稼ぎができないのですが、今回の「雇用創造事業」を活用すれば、訓練期間中もきちんとした収入を得ることができます。


ボートの後ろの2人に注目してください。いずれも戸狩の若者です。
一人はガイド専業、もう一人は農業と兼業のガイドさん。

そして、3年間の補助金が終了する頃には「補助金がなくても自分自身で十分に稼げる」ところまでいけます。
 他にも、若者の希望と知恵で新しい事業を創ることができます。

 
●若者の姿がもっと見える村に
 「栄村は若者が少ない」とよく言われます。たしかに都会と比べれば、若者の人数が少ないのは事実ですが、「実際の若者の人数に比して、若者が活躍する姿が見えにくい村」というのが本当のところではないでしょうか。
 栄村に20歳代、30歳代が中軸を担う企業や団体があっていいじゃないですか。復興への本格的な取り組みがなされる、ここ数年が若者が力をつけ、磨き、村の中軸に躍り出ていく絶好のチャンスだと思います。
 是非、積極的なアイディアを出し、挑戦をしてみてください。全力でサポートします。
 

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