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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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栄村復興への歩みNo.113 (通算第147号) 1月9日

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  • 2012.01.09 Monday
 仮設住宅での転落死事故について

 メール及びWebでは7日に速報しましたが、6日夕、横倉の仮設住宅で屋根の雪下ろし作業時に転落事故が起こり、宮川正寿(まさとし)さんが懸命の救命手当ての甲斐なく、7日午前、亡くなられました。41歳の若さでした。
 とても悔しく、残念です。

 8日午前、野田沢のお宅(この春からの修復工事が予定されていて、現在は誰も住んではおられませんが、ご遺体はその自宅に運ばれ、自宅で葬儀が行われる予定です)をお訪ねし、対面してきました。涙が溢れ出て、抑えようがありませんでした。本当に悔しくてたまりません。
 正寿さんご本人、そしてお母様の隆子(りゅうこ)さんは栄村を訪れる多くの人をお世話くださってきたことから、村外からもたくさんの方が弔意を伝えてこられています。

 今回の事故は、けっして一個人の作業時のミスによる事故などではなく、また、雪国に一般的な除雪に伴う事故というものでもありません。震災に伴い、仮設住宅への避難という困難な状況におかれる中で発生した震災関連死に他なりません。そして、そういう震災に伴う困難な状況をふまえた施策・除雪体制がとられていたなら、防げた事態であったと言わねばなりません。

 7日夕に緊急にもたれた仮設住宅住民と役場の話し合いの場で、今後については雪害救助員による除雪のみとすることが決められましたが、遅きに失したと言わざるをえません。
 
 いま、改めて、<豪雪地における大震災>ということをしっかりとおさえ、行政の緊張感ある対応が求められます。
 正寿さんの無念を胸に、この大震災を克服し、みんなが安心して安全に暮らせるむらを取り戻すために、決意を新たにして取り組んでいきたいと思います。

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