関口直衛さんをご紹介します
- 栄村の魅力・風景
- 2011.10.28 Friday
先ほど、暮坪集落が1971年に消滅したことにふれました。暮坪の住民のほとんどは他市に移住されたのですが、1世帯のみ栄村に残られました。関口直衛さんです。森集落にお住まいですが、いまでも、滝見線から暮坪への道に入る地点の近くで耕作を続けておられます。
昨日、暮坪の様子を見に行った帰り、「今日も関口さんは作業小屋に来ておられるかな」と思ってお訪ねしたところ、作業小屋の前でバッタリ出会いました。
お元気そうなお顔でしょう。年齢はおいくつだと思いますか。聞いてビックリ。80歳になられたそうです。
つぎの写真は関口さんが耕作されている田畑です。1枚約1反の田んぼを7枚ほどやっておられます。

田植えや収穫のときは長野にお住まいの息子さんが手伝いに来られるようですが、基本的に奥さんとお二人でやっておられます。森のご自宅からここまで軽トラで山道を20分以上かかります。
田んぼの被害状況をお尋ねして驚きました。1枚は国の復旧事業に委ねられていますが、2枚の田んぼはご自分で杭を打ち、畦をバックフォーで固め、さらに少し水を入れた後、畦塗りをして修復されたというのです。80歳ですよ。本当に驚きです。ご自身は「やっぱり80歳になると力仕事がきつい」と仰っていましたが。
田んぼの上、山にいちばん近いところには元は田んぼであったところを鯉の池にされています。

ここも地震で畦がぬけたそうで、森林組合からかなりの本数の杭用の木を購入して、自分で直したとのことです。右写真の池端に見える杭がそれです。
池の鯉は「金魚すくいで手に入れたものを育てたんだ」とのことです。

関口さんが餌をまくと、鯉たちが姿を見せました。



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