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栄村ネットワーク
長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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避難指示解除と水道復旧の展望、土石流の危険性について(19日の様子4)

 
中条川上流の山崩れによる土石流の危険
 ここにきて、ひとつ、深刻な問題が浮かび上がってきています。中条川上流の山崩れによる土石流発生の心配です。
 写真の左から2つ目の山の裏側でも山崩れが発生しているようなのです。「トマトの国」のところに特大の土嚢を積む措置などをとり、明日はヘリコプターによる上空からの観察も行われると聞いています。
 なお、土石流が発生した場合、青倉集落方向に流れ出すのではなく、写真に見える「川」の上方部からまっすぐに流れ出すのではないかと考えられています。
 専門的な調査と土石流対策が重大な課題になっています。

避難指示解除の展望
 明日20日、新潟大学災害復興科学センターの専門家が村に入ると発表されています。余震との関係で避難指示解除について検討されるようです。
 地震発生からすでに8日目。「全員避難」は限界に近づきつつあります。
 明確な展望の提示が迫られているといえるでしょう。

水道の復旧にある程度の見通しが出てきました
 19日午前、村役場から「水道施設現況一覧」が公表されました。
 それによれば、「水源崩落の可能性大」が森のみ、「配水池への流入」が「×」は森と原向(はらむき)の2つのみ。この2つを除き、他の簡易水道等は漏水箇所を順次、調査中です。なお、大久保集落、「天代・笹原・当部」、天地は「給水中」、「長瀬・切欠」は「一部給水中」です。
 なお、水道の復活には漏水箇所の復旧に加えて、各戸の合併浄化槽の点検が必要になります。浄化槽が傷んでいると汚水を垂れ流すことになるからです。
 水道はある程度の見通しが出てきたものの、復旧にはいましばらくの時間が必要です。

<後記>
 今日は、朝5時前に起床→メモ執筆→8時半本部ミーティング→「結いのしょ」受付→集落への誘導→18時半本部ミーティング→20時から状況レポート書き、という具合で、かなり眠いです。
 ネットワークは全員が被災者。それぞれの家の片付け等があり、身動きできません。「結いのしょ」を集落に誘導するスタッフ(=栄村の地理がわかる人)、「結いのしょ」志願登録受付のメール対応スタッフが欲しい!とうのが率直なところ。前者の確保は容易ではありませんが、少なくとも2週間ほど常駐で、メール受付整理等の事務局スタッフをやれる人、1〜2名いないでしょうか。できれば、これまでにフィールドワーク等で来たことがある人で可能な人がいれば最高なのですが。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事