大久保、野田沢、天地に初めて入りました(19日の様子3)
- 被害記録/村内写真
- 2011.03.20 Sunday

大久保、野田沢、天地に地震後初めて入りました。
大久保、野田沢へは通常、百合居橋〜貝廻り坂を経由して行きますが、貝廻り坂に崩落箇所があるため、東部谷から北野温泉横の道〜天代を抜けて、野口→天地→大久保→野田沢というコースで行かなければなりません。通常の2倍以上の時間がかかりました。しかも、天代〜天地間の道路は至るところに亀裂が入り、かなり走りにくい状態です。

でも、大久保、野田沢は思ったほどには被害は大きくない感じでした。その結果、今回の地震での被害が際立って大きいのは森、青倉、横倉、小滝の4集落だということがはっきりしました。
ところで、大久保は標高が500mを超えますので、まだ雪の壁が高いです。また、いつもは車で走りすぎるところで車を止めて、野田沢集落を望むと震災が嘘のような、素晴らしい佇まいです。

野田沢では、村を訪れたみなさんがよく「お茶のみ」する宮川隆子さんのお宅に立ち寄りました。宮川家は作業用建屋が全壊です。また、昨年8月、「祭りのごっつぉ」を体験された方は下右の写真をよくご覧ください。「ごっつぉ」を頂いた部屋の惨状です。
でも、隆子さんは元気です。
私が訪れた時、「結いのしょ」が4名、お手伝いに入っていましたが、なんと、「お茶のみ」の真っ最中。いつものように隆子さんの料理が出てきているわけではありませんが、種々の飲み物、きちんと皮をむいたリンゴ、そしてウィスキーボンボン。底抜けに明るい隆子さん、そして正寿(まさとし)・清子の息子さんご夫婦、さらに孫の雄大君、萌ちゃん、凛ちゃんがいるかぎり、宮川家の復興は間違いないと確信しました。
天地の斎藤克己・勝美さん夫妻のお宅には午後5時すぎに訪れたため、お二人は避難所に戻られた後でしたが、息子さんと少し話すことができました。応急危険度判定は「黄」でしたが、息子さんは「大丈夫。ここで暮らす」と力強く言っておられました。家の中もすでにかなり整理されていました。
―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事



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