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栄村ネットワーク
長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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小滝レポート(18日の様子3)

 午後1時少し前、樋口利行さん(NPO法人栄村ネットワーク理事長)から電話が入った。
「これから小滝に入りま〜す」ちょうど、青倉に社協の人たちを送るところだったので、「じゃあ、後から行きます」と約束。1時半過ぎに小滝に向かいました。


小滝には写真中央に見える道を通って入る


 朝からの除雪作業で1車線が確保されていた
 

<樋口利行さんのお宅へ>

 集落に入ると、集落内の道路は各世帯の車や支援の農協関係者の車で一杯。苦労しながら、まず利行さんの家へ。


 家の前の駐車スペースに見慣れない物体の山が

 利行さんに、「あれ、何だい?」と尋ねると、「ビンから出したキノコ」との返事。電気も切れて、ダメになったエノキを培養ビンから出したもの。この時は気づかなかったが、後にエノキ工場の中に入ると、異様な臭いが。キノコが大量に腐ってしまったのですね。家の中に奥さんがおられるとのことで、閉まっている玄関を開けた瞬間、びっくり。


玄関を入ったところ


座敷の壁

 
2階への階段

 これまでに古道歩きなどで小滝を訪れ、利行さん宅でお茶のみや昼食のお世話になった人は、その時のことを思い出しながら、下の2枚の写真を見てください。



 
 

<中沢謙吾さんの牛舎>
牛たちは、13日にすでに救出されているが、この2つの牛舎は再建不可能でしょう。でも、1棟だけ使用可能な牛舎がありました。一筋の光明といえるかもしれません。

 
公民館前道路に面した牛舎


その後ろの牛舎


使用可能と思われる牛舎の内部
 

<小滝の水道は生きているようです>
 樋口武夫さんと中沢強さんが簡易水道のタンクを見に行っていると聞いたので、その後を追うことにしました。集落内の道路から雪の斜面を100mほど登ったところにあります。左の写真の奥に見える建屋がタンクのあるところです。





 こんな時に不謹慎かもしれませんが、きれいな景色でしょう。逆方向で集落を見下ろす風景も。地震がなかったら、本当に最高なんですが…。


タンクの内部を上部から覗いた
(底に溜まり始めた水が光って見える)

 タンクのある建屋に着くと、樋口武夫さんがタンクの中に下りていて、間もなく、「水がたまり始めているぞ」という声が。集落への配水のバルブを閉めたところ、水が貯まり始めたとのこと。水源とタンクをつなぐ箇所には破損は起きていないということです。
 

<小滝の被害はやはり相当深刻>
 地盤をやられて「赤」判定になっている家、基礎がかなりずれてしまった家。でも、みなさん、除雪や片付けに元気に取り組んでおられました。結束力の強い小滝集落。集落の力で復興にむかって前進してほしいものです。
 
―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事