中条川土砂堆積と景観
- 中条川の土砂堆積
- 2011.04.25 Monday
ここ数日、村を訪れた人を案内して、連日のように中条川の土砂堆積現場に足を運んでいます。
雪融けの進行で堆積した土砂の中にできた流路を流れる水の勢いがどんどん強くなっています。写真では比較しづらいかもしれませんが、18日と今日の写真を示します。
今日24日
雪融けの進行で堆積した土砂の中にできた流路を流れる水の勢いがどんどん強くなっています。写真では比較しづらいかもしれませんが、18日と今日の写真を示します。
今日24日

18日
先日紹介した信濃毎日新聞の記事によれば、「今後、土砂の構成を把握するボーリング調査を行うほか、監視カメラを増設し、川に流量計も新設する。6月から砂防堰堤の建設に着手する」計画だと伝えられています。
たしかに土石流が発生すれば大きな惨事を引き起こしかねない問題だけに一刻の猶予もならない対策が求められます。
しかし、同時に、「砂防堰堤」という話がすぐさま出てくることには疑問も感じずにはおれません。
今日、ある人からメールをいただきましたが、そこにはつぎのようなことが書かれていました。
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直接のお返事はかえってご迷惑と思い、控えておりましたが、砂防ダムなどのお話が出ましたので、感じるところがあり、こうしてメールしています。
中越地震の時の山古志村を思い出しています。地震以前から大好きな村で、よく訪れておりました。栄村に似た山深い村でした。
地震後久しぶりに訪れたところ、風景は一変していました。土砂崩れへの対策で、これは仕方ないのかもしれませんが、斜面という斜面がコンクリートで塗りつぶされ、土砂ダム化した場所には180億円で作ったという、立派な橋が架かっていました。
栄村は、出来るだけ元の景観を考慮した復旧を願いたいところです。
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私が言いたいと思っていたことがズバリ書かれているので、引用させていただきました。
たしかに震災復旧−災害防止が緊急の要請であり、〈景観〉を云々しているときではないと言われる方もおられるかもしれません。
しかし、同時に、どういうむらを復興でつくるのかも重要です。コンクリートだらけの栄村など栄村ではありません。
信濃毎日新聞の記事で気になるフレーズがありました。「百年に一度の大雨があった場合は…」というものです。日本全国の川をダムだらけにしてきた公共工事の計画時に必ず出されてきたフレーズです。
「6月から工事着手」とされる「砂防堰堤」というのは、いったい、どのようなものなのでしょうか。19日に初会合を開いた検討委員会がその具体的な像を 公表していないのか、それともメディアが報じていないだけなのか、わかりませんが、「砂防堰堤」の具体的な姿を絵に描いて公表し、専門家をはじめとするい ろんな人の意見を聴取すべきだと私は思います。
素人考えですが、山が崩落した箇所で流れを堰き止めている部分を除去することができれば土石流の発生を防げるのではないでしょうか。そういう措置は不可能なのでしょうか。
自然は今回の震災のようにたいへんな災いを私たちにもたらします。しかし、同時に、自然の恵みがむらを成り立たせています。「砂防堰堤」で景観を含む自然を壊せば、それを取り戻すことは二度とできなくなります。意見聴取は長い時間をかける必要はけっしてありません。
この種の専門家の方は是非、ご発言をお願いしたいと思います。また、その種の専門家をご存じの方は是非、お知り合いの専門家に声をかけてみてください。



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むらたびは、体験イベントを通して栄村の〈むららしい暮らし〉や自然を満喫し、栄村の復興に繋げる新しい旅です。






