「支援」ではなく、〈復興の主体〉として
- 被害と復興の様子
- 2011.04.24 Sunday
今日来村された方とお話していて、非常に重要な示唆をいただきました。
その方のお話というのは、「被災地にもともとNPOが存在していたというのは大きいですね。東北でも一部の都市的地域ではその地のNPOがあるが、多くの町村では外部から支援に入るNPOしかなく、そういうNPOでは地域のことがなかなかわからない」というものです。
このお話から、当たり前のことといえば当たり前のことなのですが、栄村ネットワークは「支援」の団体ではなく、地域のNPOたる者として〈復興の主体〉としてもっともっと力を発揮しなければならないのだということを改めて強く自覚させられたのです。
震災当初、メンバーの大半が栄村ネットワークの場合、ある者は集落の消防団の責任者として24時間不眠不休の活動にあたっており、またある者は避難所で
集落の支えとなり、避難所のあるゾーンから一歩も外に出られない。また、別の者は役場職員として24時間勤務についている。こういう状況でした。その中で
私は移住者として比較的身軽な立場にあり、一人でひたすら情報発信を行なってきました。その情報発信は結果として村の人たちへの情報提供の役割も大いに果
たしたようですが、主眼としては栄村への全国からの支援を呼び寄せることを狙いとしていました。そのため、自らがどちらかというと〈支援〉の視点(立場)
のようなものにシフトする傾向があったかと思います。その方のお話というのは、「被災地にもともとNPOが存在していたというのは大きいですね。東北でも一部の都市的地域ではその地のNPOがあるが、多くの町村では外部から支援に入るNPOしかなく、そういうNPOでは地域のことがなかなかわからない」というものです。
このお話から、当たり前のことといえば当たり前のことなのですが、栄村ネットワークは「支援」の団体ではなく、地域のNPOたる者として〈復興の主体〉としてもっともっと力を発揮しなければならないのだということを改めて強く自覚させられたのです。
しかし、復興の局面に移行したいま、自らが村人の一員であり、復興の主体であることを改めて強く自覚し、活動していかなければならないと考えます。それ は、震災前から村の仲間と共に進めてきた〈むらづくり〉活動をひきつぎ、震災という状況をふまえ、〈復興ビジョン〉として発展させ、原状復帰ではなく、 〈よりよい栄村〉をめざす活動として発展させていくことだと思います。
そのために、これまではあまりお付き合いがなかった人たちとも積極的にお付き合いさせていただくと共に、専門家の方々のお力をお貸しいただく、色んな方々に復興活動のスタッフとして力をお貸しいただく、そういう努力を強めていきたいと思っています。
みなさま。どうぞ、よろしくお願いいたします。



RSS1.0






