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栄村ネットワーク
長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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青倉作業班、すじ蒔き実施を決定

 「すじ蒔き」と言われても、意味がよくわからない方も多いと思います。稲の苗づくりのために種籾を蒔くことです。
 先日、報告したとおり、農道と水路がダメになっていて、今年は田んぼをできない可能性が強くなっています。しかし、雪が消えないと被害の実態はわかりません。
 そこで、青倉受託作業班では、1枚でも出来る田んぼがあれば、絶対に米を作る。そういう決意をこめて、苗作りを行なうことを決めたのです。
 これは、震災後初めて開いた今夜の寄合での決定です。
 

作業班寄合、冒頭の様子

 寄合は集落に集まれる場所がないため、県境からすぐのところにある津南町の飲食店で午後7時から開かれました。まず、作業班のH22年度締め括りの会議として班長からの事業報告を了承した後、今年のすじ蒔きをどうするかを議論しました。その結果、「青倉米を食べて下さっている方々への俺たちは復興にむけて頑張るというメッセージの意味も込めて、苗を例年通りの量、作ろう」ということで一致しました。

 寄合には青倉区長も出席され、青倉の復興にむけて頑張ろうという挨拶がありました。また、区長、班長から栄村支援にやって来て下さっているボランティアのみなさんへの感謝の意、また青倉公民館再建基金への寄付への感謝の意が表明されました。

 
土を入れた苗箱にすじを蒔く


すじを蒔いた苗箱を苗代におき、シートをかぶせる

 今夜の作業班の決定は、村人が震災をのりこえて、むらを必ず復興させるという決意と意気を示した重要なものです。
 今後とも、青倉受託作業班の復興への取り組みに注目していきたいと思います。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール