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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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春の野々海はまだ雪の世界

【お知らせ】
本記事は栄村の自然環境を知らせる目的のもので、「いま、観光で野々海へ行ける」ということではありません。現在、青倉から野々海にぬける道はまだ雪があり、また、平滝から上る道路は震災による道路破損で「全面通行止め」になっています。(2012/05/28 追記)

水面の下に大きな雪の塊りが見えます



野々海池の入り口の道に一歩入った地点からの眺め


 22日朝6時過ぎ、横倉の仮設住宅を出発して野々海池に行ってきました。「もう道は割られたよ」という話を20日夜に聞き、「絶対に行こう」と思い、天気がよい22日朝、一人で出かけました。

 村役場のブルドーザー(キャタピラ式)2台とスノーロータリーが1台、停まっています。地点は深坂(みさか)峠(とうげ)のすぐ手前。
 深坂峠の手前ほんのちょっとだけ、まだ道路に雪が残っています。おそらく今日22日中には開くのではないでしょうか。そこから先は松之山(十日町市)、例年の経験から言って、この先の道が開くのはまだかなり先になるのではないでしょうか。


深坂峠から松之山方向を望む

 野々海のキャンプ場のあたりまでは普通タイヤでも行けますが、深坂峠に通じる道路はまだほんの少し雪が残っていたりして、朝方は滑りますから、スノータイヤ、四駆であることが必須です。野々海峠方面への道はまだまったく開いていません。

 では、野々海池の様子を3枚の写真を貼り合せたのものでご覧ください。

 
 つぎは、湖面の上まで下りて、撮影したものです。上から下へ続けてご覧ください。




 余水吐(よすいばけ)の堤のすぐ近くは湖面がすでに現われていて、雪融け水が落ちています。

 心配なのが、昨年復旧工事が行われた堤が大雪の圧力で傷んでいないかということ。
 堤はまだ雪の下で、その様子は窺(うかが)えません。堤に通じる橋のところに工事用に設けられていた木の足場のようなものが折れていました。ちょっと心配です。


 池の周りのブナ林はすでに芽吹いていて、わずかに見える湖面に映る様子は美しいものです。
 
 
 以上の写真は、このような雪の斜面を下って撮影してきました。

 

 ブナは芽吹いていますが、里地のものと比べると、まだ葉が十分に開いていないものが目立ちます。

 

木が茂り始めると、なかなか見えない場所・角度からの野々海池の姿もご覧ください。



 つぎは野々海池東の湿地の様子です。



最後に帰り道で撮ったものをご覧ください。
 まず、次の1枚は妙高山だと思います。


 続いて、平滝のいちばん上の田んぼです。






 土水路に沿って、ショウジョバカマがたくさん咲き、ゼンマイも顔を出しています。


 この土水路の先にため池があります(下写真の左側)。そこまで行って写真を撮りたかったのですが、カメラのカードがいっぱいになってしまい、撮影は不可能に。また、行ってみたいと思っています。

 
 いかがだったでしょうか。
 GWから5月中下旬にかけて、まだまだ雪が多く残る野々海池一帯は交流や観光に活かせる栄村の貴重な地域資源の1つだと思います。
 雪上車を活用する、早期に道割りを行う等の工夫をして、この資源を来春には活かせるようにしたいものです。




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