こんにちは♪大阪のイラストレーター、いぬいさえこ@Inui_Saekoです。
イラストレーターへ発注するときに、どんな絵が欲しいのかイメージを伝えるのって結構難しいですよね。
口頭の説明だけでは、仕上がりイメージの共有をするのは大変。
こんなとき便利なのが、写真や画像の資料。
「こんなかんじで」とイメージを渡すシーンも結構ありますよね。
この時あるコツをおさえると、納期が早くなったりイメージ通りに仕上ったりと、格段に制作がスムーズに進む秘訣があるんです。
今日は「もっと伝わる!写真資料の渡し方」のポイントをご紹介しますヾ(o´∀`o)ノ
この記事の目次
写真があると便利なのはこんな絵
まず、イラストを発注する時、必ずしも資料が必要なわけではありません。
普段のお仕事でも、カットなどは資料無しでサラサラっと進めることも多いです。
しかし、こんなときには写真の資料があるととても心強いです♪
写真の資料があるとスムーズなケース
・正確に描写したいモチーフがある
→モチーフの細部がわかる写真
・こんなかんじと固まったイメージがある
→雰囲気や色やニュアンスを伝える画像
こんなときは、資料があると打ち合わせも格段とスムーズになります。
ビジュアルでお互いイメージを共有できるので、どんなイラストに仕上げたいかが、グッとクリアに!
資料があるのにどうして伝わらないの?
とはいっても、せっかく資料を用意したのになかなか伝わらない事もありますよね。
あれって一体何故なのでしょうか。
写真を見せて「こんなかんじで」とオーダーしたのに、想像と違う感じのイラストが上がってきちゃった…。
具体的なイメージが解るはずの写真を手渡したのに一体どうして??
コンセプトによって参考する所が違う
それはまさに、絵によって表現したい主題が違うから。
「明るくやわわかいイラスト」「シャープで洗練された都会的なイメージ」
…このように、これから制作するイラストの表現したい着地点が異なる場合。
同じ1枚の写真でも、参考にすべきポイントは違ってきます。
写真資料のどの部分を絵の参考にするか
例えば、この空の写真。
雲のふわふわしたかんじ、パキっとコントラストの強い印象、夜明けのグラデーションの色合い…。
資料の中でどの部分・色・パーツ・ニュアンスが、最終イメージを表現するのに参考にすべき部分か、丹念に取捨選択しながら表現していきます。
空の写真を渡しても、全く同じ空のイメージで仕上がってこないのは、このためなんですね。
写真資料から、お客様の表現したいものを読み解く
イラストのお仕事でとても難しいのは、お客様の頭のなかにあるイメージへいかにたどり着くかという事。
お客様の「これを表現したい・イラストでこれを伝えたい」という部分に、資料のイメージを重ねながら読み取っていきます。
どのようなイメージを求められているのか。
言語として語られていないニュアンスや描写。お客様はこの資料で何を伝えたいのか。想像力を精一杯働かせて考えます。
複数のイメージを参考につなぎ合わせて構築
その上で資料から、部分をつなぎあわせたり、抽出したり、組み合わせたり、連想させたり…。
絵のコンセプトを目標に、イメージ像を作り上げていきます。
具体的に資料の「なにを」参考にしたいか伝える
このためイラストレーターに資料を渡すときは、具体的なポイントを添えるとグッとイメージに近づくことが出来ます♪
「この写真の空のピンクから青みがかった色合い」
「この写真、色はイメージと違うんだけど、悲しそうな雰囲気が近い」
こんな一言があると、「なるほど、お客様はもっと○○を表現したいんだ」と方向性がガラッとクリアになります。
資料に一言そえるとグッと伝わる!ポイント
とはいっても、具体的に何を言えばわからない時もありますよね。
例えばこのようなキーワードを手がかりに「この資料で一番言いたいことは何か」考えると、スムーズです。
モチーフ
…具体的なパーツ名(例:ビルの形)
表現方法
…タッチ、色彩、テクスチャ感、明度
ニュアンス
…華やかなイメージ、さみしい感じetc
こちらの写真だと、例えばこんな感じ。
ニュアンス:
「夜明けのクリアで爽やかな空感じ。」
モチーフ:
「都会的なビル群じゃなくて生活感のある町並み」
表現方法:
「コントラストが強いイメージ。目を引く印象的な画面」
・・・などなど♪
「この写真のここを見て欲しい!」という部分を、具体的に言い換えてみるとイラストの方向性がグッと見えてきます。
「えー!描いてほしいのそこじゃないのにっ」
「なんでこんな絵に仕上がった!?」
…こんな、お客様・描き手双方にとっての悲しいズレ( ;∀;)もかなり少なくなります。
せっかくの資料、最大限活かしたい♪
せっかくお客様に探して頂いた資料。
イラストレーターとしても最大限活かして、満足頂ける仕上がりに創りあげていきたいです。
どの部分を参考にしたいのか、どんなふうに仕上げたいのか。
コミュニケーションが足りていないと、同じ写真を見ているのに、微妙なズレが生まれてしまうこともあります。
写真資料はひとつのたたき台。対話のきっかけや、コミュニケーションを深めていくためのツールとして使えると、資料がぐっと活きてきます。
完成するイラストやデザインも、”伝わるイメージ”に生まれ変わります♪
写真資料は便利なコミュニケーションツール
イラストレーターへ写真を渡す時必見!よく伝わるコツ、いかがでしたでしょうか。
資料をベースにもっと深いコミュニケーションができれば、「まさにこれ!」とゴールとなるイメージに進むことができます。
せっかく絵を発注するからには、よりイメージに近い仕上がりになったら嬉しいですよね。
イラストやデザインご依頼の際のお役に立ちましたら幸いです♪(*´3`)ノ


















