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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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プロジェクトチーム構想は早くも3月下旬に生まれた

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  • 2011.08.01 Monday
 ところで、こんなに活躍している小滝復興プロジェクトチームですが、いったい、これはどのようにして誕生したものなのでしょうか。
 私はたしか、4月末に第1回会合が開かれた直後にこのチームのことを知ったのですが、チーム発足の詳しい経緯は知りませんでした。そこで、昨日31日、チームのリーダーである樋口正幸さん(今年度の区長でもあります)に尋ねてきました。


小滝集落の中を流れる水路

 どうやら発端は3月25日の集落の寄り合いにあるようです。この寄り合いは避難指示が解除され、家に戻れる者は家に戻る中で、避難所にお年寄りばかりが残される結果となり、「これではマズイ!」ということで「家に戻れる人も交替で避難所に泊まる」ことを決めたものです(「栄村の状況」No.17でレポート「小滝集落、『家に戻れる人も交替で避難所に泊まる』と決定」)。この寄り合いは朝、出勤前に若衆も含めて全員集合が呼びかけられたもので、30分間限定の会合だったそうです。この時の「若衆も含めて全員集合」ということの中に現在のプロジェクトチームの片鱗(へんりん)があらわれています。
 このあと、正幸さんは「若いものが積極的に復興に取り組む体制が必要だ」と考え、日頃から集落活動の中心になっている人たちに構想を伝え、そして4月24日の「小滝の集い」でみなさんに発表、了承を得たとのことです。
 随分と早い時期に構想されていたことに驚きました。と同時に、「避難所に年寄りだけが残るようなことにはしてはいけない」という非常に具体的な問題への取り組みが発端にある点に、このプロジェクトチームの取り組みが集落の現実にしっかりと踏まえたものであることが端的に示されていると思います。


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