小千谷市若栃集落の細金剛さんを招いて 〜小滝の復興プロジェクトチームの第2回会合(15日)〜
- 復興ビジョン
- 2011.05.19 Thursday
15日夜、小滝公民館で小滝復興プロジェクトチームの第2回会合がありました。この日は中越大震災からの復興を見事に進めている小千谷市若栃集落からゲストが招かれ、体験談を聞くことになっているとのことで傍聴に行ってきました。

右が細金さん。左は阿部さん。 「
若栃は小千谷市街地から南へ約10kmのところに位置し、標高150m前後の山村集落です。冬は3〜4mの積雪があるそうで、栄村とよく似た環境のようです。
その若栃集落に震災復興過程で「わかとち未来会議」という組織が立ちあげられました。35歳から78歳まで幅広い年代、そして女衆がたくさん集まる、むらを元気にする組織です。細金さんはそのリーダー。
15日は、栄村の地震以来、栄村を頻繁に訪れ、復旧・復興の知恵を色々と授けて下さっている中越防災安全推進機構の阿部巧さんのご紹介で、阿部さんと一緒に来て下さったものです。

会合では、まず、細金さんから若栃集落の概要、中越大地震での被害の様相、被害復旧、そして復旧から復興への飛躍、わかとち未来会議の取り組み内容などの説明があり、その後、質疑応答の形で議論が進められました。細金さんは50歳代半ば、たいへん元気でユーモラスな人。議論は、プロジェクトチームのリーダー樋口正幸さんの奥さん・民子さんお手製の笹寿しを食べながらで、大いに盛り上がりました。

右が細金さん。左は阿部さん。 「
若栃は小千谷市街地から南へ約10kmのところに位置し、標高150m前後の山村集落です。冬は3〜4mの積雪があるそうで、栄村とよく似た環境のようです。
その若栃集落に震災復興過程で「わかとち未来会議」という組織が立ちあげられました。35歳から78歳まで幅広い年代、そして女衆がたくさん集まる、むらを元気にする組織です。細金さんはそのリーダー。
15日は、栄村の地震以来、栄村を頻繁に訪れ、復旧・復興の知恵を色々と授けて下さっている中越防災安全推進機構の阿部巧さんのご紹介で、阿部さんと一緒に来て下さったものです。

会合では、まず、細金さんから若栃集落の概要、中越大地震での被害の様相、被害復旧、そして復旧から復興への飛躍、わかとち未来会議の取り組み内容などの説明があり、その後、質疑応答の形で議論が進められました。細金さんは50歳代半ば、たいへん元気でユーモラスな人。議論は、プロジェクトチームのリーダー樋口正幸さんの奥さん・民子さんお手製の笹寿しを食べながらで、大いに盛り上がりました。
<「田んぼの復旧はたいへん。しっかりやらなければ」>
ここでは議事録的なものを書く余裕はありませんので、とくに印象に残ったことを2点だけ報告しておきたいと思います。
1つは田んぼの復旧についてです。
若栃には約43haの田んぼがあるそうですが、そのうち約30haが被害を受けました。地震翌年の2005年に作付できたのはわずか17ha(39%)のみ。43haすべてで作付ができたのは2008年だそうです。
細金さんは、「クラックは深くまでいっています。必ず土を寄せて、完全に埋め、転圧しなければならないですよ」と力説されました。このお話は、ブル代掻 きが主たる方法の応急復旧工事(村単事業)が予定されていた小滝の人たちに大きな衝撃を与えました。正幸さんは、「わかった。クラックの箇所を掘ってみ て、クラックがどの深さまでいっているか、確認してみよう」と提起。実際、17日にやってみたそうです。その結果、クラックは50cm以上の深さで、耕盤 にも完全に亀裂が入っていたそうです。
震災体験者が話される教訓は真剣に学ぶべきものだと強く実感しました。たいへんですが、腰をじっくり据えて、復旧工事に本格的に取り組まねばならないと改めて思った次第です。
<女衆の力が大きな役割を果たした>
2つめは「わかとち未来会議」の存在です。
これは2006年2月に結成されたものです。
「きっかけは、地震以降村に元気がなくなった。何とかしようと、38歳から78歳までの有志約30人が集まった」もの。細金さんによると、世帯代表者の 集まりにするのではなく、有志の集まりとしたこと、とりわけ女衆の力を集めたことが、その後の活発な展開を決める大きな力になったといいます。
詳しいことは、わかとち未来会議発行のパンフレット「わかとち物語〜地震からの復興」をご覧いただきたいのですが、むらの歴史・伝統・資源を活かし、農家民宿の開業、楽劇「若栃大田楽」や「わかとち収穫祭」の開催など活発な活動を展開されています。
細金さんがとくに強調されたことは、「集落を訪ねてきた学生さんたちをどんどん家に泊めるといいですよ」ということ。そこから交流が生まれ、むらの元気が湧き出てくるというのです。
この若栃・細金さんとの交流は、小滝の復興へ大きな力を与えてくれたようです。
いろんな集落で、こういう震災復興体験者との交流を計画されてはどうでしょうか。先に紹介した阿部さんを通して、中越のいろんな地域の人たちをご紹介できます。連絡は松尾(080−2029−0236)までください。



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