栄村復興への歩みNo.151 (通算第185号) 6月4日
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- 2012.06.07 Thursday
昨3日昼過ぎ、森のヤマザキショップで野田沢の山本キワさんから「ズッキーニの花が咲いたよ」と声をかけられました。予定を変更して、早速、軽トラで菅沢(すげさわ)に向かいました。5月8日にズッキーニの苗の植付けを見たところです(本レポートNo.146、5月14日号で紹介)。
ご覧ください。黄色が鮮やか、きれいでしょう。

畑におられたのは山本一郎さん(キワさんの夫)と若い青年。一郎さんにお尋ねすると、「孫だよ。今日は部活が休みだというから、鉄道に連れてきた」とのこと。ご本人に声をかけて話を聞くと、飯山北高の1年生で、陸上競技の投擲(とうてき)の選手だそうです。こういう青年の畑仕事の姿を見るというのはとても嬉しいですね。一郎さんの二人で、霜対策でかけられていたシートを外す作業の最中でした(上写真)。
一郎さんは色々説明して下さいました。
「もう昼過ぎなので、花は萎(しぼ)んでいる。ズッキーニの花は朝方にきれいに開く。その時に受粉作業を行う」。一郎さんは一輪の花をとり、花弁を取って、めしべを示し(下写真)、「ここにおしべの花粉をつけるんだ」と教えて下さいました。朝4時台、5時台からの作業です。

今年は朝晩に気温が低くなる日があり、一部は霜にやられたとのこと。それでも、この畑のズッキーニは6月10〜15日頃から収穫・出荷されるとのことです。
●栄村の美味しい野菜が求められています
このズッキーニもその一つですが、栄村の美味しい野菜が、東京をはじめとする各地でとても好評、求められています。
5月は山菜が大人気でした。5月26日の東京・青山でのファーマーズ・マーケットでは、「こんな立派な山菜は東京では手に入らない」、「ウドは白いものしか見たことがなかった」と山ウドに感心する人…と、大人気で午前中に売り切れてしまいました。
また、アスパラも販売したのですが、農家からの仕入れ値は120円。「200円じゃ高いかな」と思いながら売り出したところ、これもあっという間に完売。あとで他のお店を見てまわると、300円で売られているものが多くあり、しかも栄村のものと比べるとモノは見劣りのするものでした。

ファーマーズ・マーケットの栄村ブース
2日夜、民具・文書の調査に来村されている白水さんらのグループが旅館「吉楽」で夕食を食べられる様子を取材させていただきましたが、ウドの酢の物や山菜の天ぷらが大好評でした。また、同時に食事されていた他のお客さまも、出されたアケビのツル(木の芽)が初体験のようで、「美味しい!」と感嘆の声をあげておられました。


アケビのツル(うずらの卵を混ぜると美味しい)
● 安曇野でも好評
栄村の山菜が好評なのは東京などの都市部だけではありません。県内の安曇野の直売所は昨春、「栄村震災復興支援」で栄村の山菜を直売所で販売し、安曇野の民宿の食材にする試みをされました。そして、今年も継続して下さっています。安曇野に山菜を届けているのは天地(てっち)の斉藤勝美さんらですが、「もっともっとたくさん売れるんだけど、収穫と出荷の作業が間に合わなくて」と、嬉しい悲鳴をあげておられます。
6月後半くらいから夏野菜の時期になりますが、栄村は春の訪れが遅いこともあって、旬の時期が平地部などとは少しずれます。産直や直売をすれば、その旬の時期のずれが逆に美味しい旬の野菜を売り込むことが可能になり、好評を得ること、間違いありません。
栄村の野菜の特徴とその宣伝、販売ルートの形成などが栄村農業の新しい可能性を大いに広げていくと思います。



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むらたびは、体験イベントを通して栄村の〈むららしい暮らし〉や自然を満喫し、栄村の復興に繋げる新しい旅です。






