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栄村ネットワーク
長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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東京のJR電車は栄村の雪融け水で動いている

 いまではご存じの方も多いことと思いますが、東京(首都圏)のJRの電車を走らせる電力の半分以上は千曲川-信濃川の水による水力発電で賄(まかな)われています。
 千曲川-信濃川は日本一長い川ですが、いまの時期、同じ千曲川でも立ヶ(たてが)花(はな)(中野市)の水位を見ると、0.13mにすぎません。ところが、宮野原橋下の水位は2.8mほどあります(いずれの数値も22日夜10時頃のもの)。この差は言うまでもなく飯山から下(しも)、栄村などの雪融け水によって生じています。
 栄村域内で千曲川に注ぎ込む支流の雪融け水の量がすごいのです。村内の雪解け水の様子をご覧ください。


月岡集落の大巻川 


大巻川のすぐそばでは雪を飛ばす人の姿が…


大巻川が千曲川に注ぎ込むところ


 東部パイロットの方から流れ出る雪融け水。これが志久見川に入り、さらに宮野原橋手前で千曲川に合流する。
 
 これだけの雪融け水をもたらす冬の間の豪雪。その豪雪と栄村の人びとがつき合う暮らしを営んでいるからこそ、水力発電−JRの運行が可能となるのです。
 現状では、JRはこの水をタダで使っている(少なくとも栄村には何の支払いもない)わけです。私たち栄村はもう少しJRに対してモノを言う必要があるのではないでしょうか。


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