絵本『きみのそばに いるよ』のお知らせ

いぬいさえこ『きみのことがだいすき』
  
新しい絵本がでることになりました。
   
タイトルは『きみのそばに いるよ』。
 
SNSに毎晩投稿してきた月夜の作品をまとめた、メッセージ絵本です。
 

月が優しく見守るように

いぬいさえこ『きみのことがだいすき』

     

5年前のある日、ふと思いつきました。

   

月の満ち欠けにあわせて、その日の月の絵を、1日1枚投稿できたらいいな。

  

1日 頑張ったあとの、ちょっとお疲れの時間。

 
そんなとき絵を見て、ほっと一息つける瞬間をお届けできたら…。
  
慌ただしい日々の中で、ふと月夜を見上げるような、穏やかなひとときを、つくれたら…。

   

このような思いから、この夜空のシリーズは生まれました。

   

   

   

   

 

満ち欠けしてゆく、その日の月夜の絵

 

最初のアイデアから5年。

  
長い時間がかかりましたが、1枚、また1枚と、月齢0から29までの ひとめぐりの作品達が完成しました。

  

  

絵柄も少しずつ変化し、試行錯誤の連続だったように感じます。

 

投稿を続けてこられたのは、作品を味わっていただいたり、ご感想を届けてくれたりした、おひとりおひとりのおかげです。

  
本当にありがとうございます。

    

 

  

    

  

 

どんなときも、そばにいる

月は、地球の衛星として、そっとそばにいてくれます。
  
姿を変えても、見えなくなることがあっても、ずっとそばにいてくれます。

  
いぬいさえこ『きみのことがだいすき』

  

 

  • いつも顔をあわせるけど、照れくさくて言えない大切な人への、想い。
  
  • 遠く離れていて、直接会えなくても、心はそばにいるよ、という気持ち。
  
  • たとえあなたが辛い状況にあっても、絵と言葉がそばにいるよ、という願い。
  

「きみのそばに いるよ」というタイトルに こんなおもいを こめました。

    

 

 

 

手に取りやすい、小さな絵本

この本は前作『きみのことが だいすき』と同じ大きさの、小さめのサイズに仕上げています。

    

お部屋の片隅に、ちょこんと置いてあって、疲れたときに そっと手に取りやすい。
    
そんな本になれたら、と願っています。

  
いぬいさえこ『きみのことがだいすき』 

   

月は、満ちたり、欠けたり、日々うつろい 姿を変えます。

    

一つの形に留まらないのは、わたしたちの心と なんだか おなじ。
    
ずっと笑顔でいられたらいいけれど、疲れてたり、不安になったり、ついトゲトゲしたり。

 

ただ、姿を変えても、見えなくなることがあっても、月はずっと地球のそばにいます。

  

日々移り変わる、さまざまな気持ちに寄り添うように、そばにいます。

  

  

    

   

あなたの物語の1ページになれますように

  

寂しい夜、不安な夜、誰かを想う夜、そっとページをめくっていただけたら うれしいです。

  

  
あなたの人生の次の1ページが、やさしい物語につながってゆきますように。

  

  

いぬいさえこ『きみのことがだいすき』

『きみのそばに いるよ』

Forest Story Time
いぬい さえこ
小さな生きものたちの 小さな物語を描くイラスト作家。
繊細な人のこころに、絵でそっと寄り添えたら…と思ってます。

\絵本がでました/