「日本に暮らす生きものシリーズ」では、彼らを身近に感じていただけるよう、暮らしや生態を紹介しています。

- 今回は、この企画で大切にしていることのお話です♪
何のために?
まず、このコーナーを立ち上げた目的は3つあります。
- 日本の野生動物をもっと知りたいから
- よりおもしろい絵が描きたいから
- 野生動物の為になる事をするのが夢だったから
簡単に、ひとつめから説明すると…
1,日本の野生動物をもっと知りたいから
まずは、日本の動物の知識を増やしたいからです。
もっと言えばおもしろい絵を描くため、豊かな表現するためにもっと学びたいから。
ストレングスファインダーという、幼少期から無意識に繰り返している行動パターン(才能)を調べる診断テストをやってみたことがあります。
そこで出てきたのは、「収集心」「学習」でした。
これが結構あたっていて、言われてみれば、本を読んだり、知識を増やしたり、学んだりすることが子供の頃から大好物。
のめり込んだら、ずっと調べてたいオタク気質なんです。
ただ、これまでの私は、学ぶといえば本に大量に付箋を貼ったり、ノートにコツコツ書いてまとめて…を繰り返してきました。(アナログ・ただの趣味)
確かに、知ることは純粋に楽しいけど、ただただ知識を増やすだけでは意味がないよなぁ…。
そんな風に、自分の学習資質・好奇心を何かに活かせないかとずっと悩んでました。
深く学ぶには、アウトプットするのが効果的
知識は、数だけ大量に集めても実はあまり意味がない。
そして、大半の情報は時間とともに忘れてしまうもの。
自分の中に落とし込んで、定着させて、豊かなアイデアに昇華できるレベルまで学びたい。
知りたいことをより効果的に学んでいくには、どうしたらいいのか?
一番生産性が高い方法と考えたのがWEB上でアウトプットすることでした。
脳科学によると、得た知識はアウトプットする事でより深い学びとして脳に定着するそうです。
確かに、書く事、描く事、話す事は、見ることよりも、ずっとずっとハードルが高いもの。
ハードルが高いけれど、それだけ記憶力や理解力もグッと深まるようです。
このことは、絵の仕事を10年以上続けてきて、実感していることでもあります。
「描ける」ということは、「わかっている」と同義語
描けないものがあると、分かってないんだなぁ…と思う。
むしろ、世界は分かってないものだらけ。
— いぬい さえこ (@Inui_Saeko) 2017年11月22日
100回見るよりも、一度描くと格段にわかるし「わかるために描く」という言葉は自分には心地いい。
わからなくていいんだ。だから描くんだ。わかりたいから描く。
— いぬい さえこ (@Inui_Saeko) 2017年11月22日
情報は、自分なりに噛み砕かないと、外には出せません。
誰かにわかりやすい形で表現しようと四苦八苦する(脳内でせっせと噛み砕くこと)で、より効果的に深く学べるはず!と考えています。
2,野生動物の為になる事をするのが夢だったから
2つめは知ったことを発信することで、誰かの役に立つ情報になりうるからです。
私にとって動物について学ぶ事の最終的な目的(ゴール)とは?
それはセンスを磨くことで、絵やデザイン・表現に活かすこと。
動物のためになる活動に活かすこと。
でもその過程である「学び」も、役立つ形でアウトプットすれば、価値あるコンテンツになるのでは?と思ったのです。
学びは、自分の中に溜め込むだけでは意味がない
学ぶ過程のアウトプットを、個人的な手書きのノートから、webに媒体に変えるだけで、誰かの役に立つ情報になり得る。
だとすると、ただアナログで自分のノートだけにまとめていくのは、本来もったいない事なのかもしれません。
WEBや個人メディアの利便性はどんどん進化しています。
私が子供だった時代には「個人の中にとどまるほかなかった知識」がどんどん「シェアして全体として価値を積み上げる知識」に、ジワジワ変身していってるのではないかなぁと思います。
動物保護のプロジェクトも、エコ・社会問題・いろんな解決の活動も…
世の中全体で何かを良い方向に動かす・生み出す時に、全員がイチから調べて、イチから活動をする必要は無いんだろうなと思います。
野生動物について知りたいことがweb上に無料で、すぐ理解できる分かりやすさの内容で、まとめられていたら…
知りたい人にとって、知りたい丁度いいサイズで、すぐに判るものがあれば…
調査よりも、活動や企画・試行錯誤…知識をベースとした高度な活動にどんどん使っていけます。
学びは個人的な活動のため、通常はその人の中だけで完結し、ブラックボックス化してしまうもの。
わたしの場合、最終的な成果物(創作活動・デザイン・イラスト)に活かすまでの学びは、死蔵品になってしまいます。
学びの過程もアウトプットすることで、私が人生の中で動物にとってプラスになる事の総量を大きくできるかもしれない…!と思うとなんだかワクワクします。
学ぶ過程をアウトプットしていくのは、自分自身にとってもやてみたことのない、実験的な試みです。
自分の中に取りいれた知識は、世の中に役立つ形でアウトプットする事に本来の学びの意味があるはず。
動物たちの暮らしや住み処を大切にする活動に、なにか役立てるなら学びの意義がより感じられるのです。
3,よりおもしろい絵が描きたいから
3つめは、絵の表現を豊かにしたいから。
知識を増やすことが、逆に絵の自由さを奪うことにならないように、心がけています。
写真のように正しく描く為、事実を正確に伝えるためではなく、より表現を豊かにする事を目指しています。
正確さを極めようとすると、写真には勝てません。
テクノロジーやAIが加速度的に進化する時代の中で、事実への忠実さ正確さを目的にしてしまうと、あっという間に負けてしまいます。
磨きをかけたいのは、表現の豊かさ、絵のおもしろさ、誰かの心に響くこと。
例えば…シマリスについて、1つの知識しか持っていない自分。
シマリスについて、100の知識を持っている自分。
なにか表現したいことがあった時、より楽しく、豊かなができるのは、100の知識を持ってる自分なのでは?と思うのです。
知識は知識として、たくさん集めて、どんどん学んでいきます。
でも、知識に縛らられてしまっては、本末転倒。
大好きなのは、デフォルメや空想たっぷり、幻想的で不思議な世界。
より自由に、おもしろい絵を描くために、貪欲に学んでいきたいなぁと思います。
まとめ、日本に暮らす野生動物コーナーについて
日本に暮らす動物たちのコンテンツを立ち上げた思いを書き綴ってみました。
せっかく発信するからには、うんと「わかりやすい・親しみやすい」コンテンツに育てて行こうと思います。
「にほんの野生動物の知識の森」3つのコンセプト
- 専門用語をつかいすぎない
- 小学生3~4年生でもわかる
- とっつきやすい
まとめるとこの企画は、私自身・そして野生動物について知りたい誰かが「学ぶ為のコンテンツ」です。
事実や正確さを目指していますが、イラストレーターが、学びのために運営しているところなので、時に正確さを欠く表現をしている事もあるかもしれません。
プロの生態学者さまから見れば「それは違うよ」という部分もあるかもしれないので、そんな時は教えて頂けるととっても嬉しいです。柔軟にどんどん修正して、アップデートして行こうと思います。( ´∀`)
自分自身深く学ぶために、誰かの役に立つために、絵の表現を豊かにする為に、少しずつ充実させていきたいなぁと思います。
どうぞ、ゆっくり楽しんでいって頂けるとうれしいです。



