絵で生きるために、伝えていくこと。

ホンドキツネ 星空のイラスト

一生、絵を描き続けたい。

 

その為にも、発信の拠点となるメディアを持ちたい。

 

そんな思いで、エッセイ(絵のコラム)をいているのですが、何を書いていいのか、悩んで悩んで試行錯誤の日々です。

 

そんな中、ハッとする記事に出会いました。

 

モノを選んでいるようで、人を選んでいる

タヌキと傘のイラスト raccoon dog &mouse

 

隠居系男子の鳥井@hirofumi21さんの言葉です。

 

「生存戦略」として、僕らが本当に好きなモノを仕事にしなければいけない理由。

 

 

僕らは、背景にいる“人”で欲しいモノを選ぶようになった。

 

ここ数年で、これまで買っていたモノを買わなくなったり、今までだったら絶対に買おうと思わなかったモノを買ってしまったという経験、誰もが一度はあるはずです。

 

その一番の原因は、インターネットの発達・SNSの普及によって、その商品やモノに携わっている人々の生き方が“丸見え”になったからだと思います

 

確かに、自分が買い物するときもそうだなとおもいました。

 

どんなつくり手が、どんな人が、どんな想いで作っているのか。

 

そういえば産地偽装が問題になった時。

 

どこまでいっても、買い手は創り手側の出す情報を信頼して、ものを買うしかないんだなぁ、と思いました。

 

ナキウサギとアカネズミ。靴屋さんの絵 動物のイラスト Pika&Apodemus speciosus

 

そう考えると人はモノのスペック(価値)にではなく、作り手への信頼に対してお金を払っているのかもしれません。

 

「ストーリーマーケティング」と言ってしまえばそれまでなんですが、結局は”人”なんだと思います。

 

モノを選んでいるように見えて、僕たちはその背景にいる“人”で選んでいるんです。

 

モノではなく、人を選んでいる…。

 

だとすれば、作り手として発信すべきなのは、考え方や、信念なのかもしれません。

 

エゾモモンガとエゾシマリス 月夜のイラスト

 

「この人の作るものなら、きっと、確かなものなんだ」

 

そんな風に思ってもらえるコトバであり、コトバの奥からにじみ出る”信頼”なのかもしれないと思いました。

 

絵描きとして、人間性をさらけ出す

作り手の生き様が、SNSやネットの発達で見えるようになった社会。

 

作り手として、その「見える化した社会」に、どう向き合うといいのでしょうか。

 

その問いに、記事で紹介されていた言葉がストンと心に落ちてきました。

 

 

プライバシーをさらけ出しているんじゃなくて、自分の人間性をさらけ出しているんだと考えれば、恥ずかしくもなんともありません。

 

正々堂々と、自分の人間性を前面に出して生きていこうじゃないですか、と思えるようになると思います。(佐々木俊尚)

 

 

人間性。 なるほど、と思いました。

 

サイトで発信しているものの核にあるのは、究極的に言えば人間性なのかもしれません。

 

これまでは、絵のノウハウなど、”役立つ情報”を提供する事が、絵描きとしての信頼を届ける一番の方法だと思っていました。

 

でも、きっと、それだけではないのかも しれません。

 

ニホンアナグマ ホンドギツネ 切り株の上でお話 夜のイラスト

 

一人の絵描きとして心の中にあるものを丁寧に発信していく事も、すごく大切なのかもしれません。

 

日々の発見、考え方、絵に向き合う時の思い、大切にしてること…

 

一つ一つは断片的でも、たくさん集まることで、その人の人間性がフワリと浮かび上がってくる。

 

自分のメディアをそんな場所にしていけたら、楽しいし、素敵だなと思いました。

 

作家として、素直に書く

文章を書いて迷ったり、ブレたりしそうになった時。(しょっちゅうあります。)

 

紡ぎ出す言葉が「正論」や「耳障りの良い言葉」ではないか。

 

「自分の本音か」どうか問いかけながら、じっくりと書いていきたいです。

 

キャラクターはある意味、作り出せるものかもしれませんが、人間性はにじみ出るもだと思います。

 

人間性、というフレーズに出会って、不思議と肩の力が抜けました。

 

カヤネズミのイラスト 月の夜の絵 日本の野ネズミ

 

等身大で、本当に思っていることを、体温の通う言葉で、かけば大丈夫。

 

その言葉達が目の前の貴方にとって、考え方のヒントであるように。

 

自分の人間性をさらけ出すことが、信頼を得ることとイコールであるように。

 

正直に、ここちよく。

 

居心地のいい場所を作ること

ここでなら本音を話せて、発見があって、ちょっと元気になれる。

 

のんびりと深い話ができる、心の森の奥にある、ちいさなカフェ。

 

絵が大好きなカフェの店員は、気弱で風変わりなところがあるけど、なんだか話してると、楽しい発見がある。

 

お茶の時間 休憩のイラスト ニホンモモンガ&アカネズミ  Pteromys momonga

 

疲れたときに、ちょっと思い出してもらえるような。

 

ここをそんな居心地のいいに場所していきたいと思いました。

 

また気が向いたら、いつでも遊びに来てくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本の小さな生きものイラスト作家 いぬいさえこ
日本の小さな生きものイラスト作家 いぬいさえこ
リス・野ネズミ、こども・繊細なものを描いています。ものごとを掘り下げて考える過程が好き。大学では環境問題や文化を研究。

コンセプトから立ち上げるものづくりが得意です。防犯・教育・環境など、社会とつながるデザインの仕事に多く携わってきました。

正論だけじゃ、人は動けない、解決しない。
どんな課題も、スプーン一杯の遊び心で、笑顔に変わる。
アートにはそんな魔法の力があると信じています。

仕事実績 /レーベル
大阪市 堺市 大阪府警察 東京大学 大阪府立大学 滋賀県知事 日本学術会議 日本損害保険協会 ポニーキャニオン 宝くじ

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