いぬいさえこ プロフィール
絵とリスが大好きな、こども時代
母曰く「怖がりで泣き虫だけど、紙と鉛筆さえわたしておけば、延々絵を描いている子供」だったようです。
毎日絵を描いて過ごすこども時代。
3歳の頃から、シマリスが家族になりました。
育児放棄されたリスの赤ちゃんを1匹引き取った事がきっかけです。
子供の頃はとにかく、気弱で泣き虫で、友達もうまく作れませんでした。
その時、ずっと家族のシマリスが心の支えになってくれました。
孤独だった子供時代、シマリスがずっと寄り添ってくれて、それが何より嬉しかったのを覚えています。
動物の為に、絵で役に立てる人になりたい。
人の心に、絵で寄り添える人になりたい。
いつしかそんな思いを抱くようになりました。
里山の自然が原体験
保育園の頃に島根県の、のどかな山の中で暮らし、森や自然・動物に興味を持ちました。
動物や自然をテーマにした絵の、原体験になっているかもしれません。
よく物思いにふけり、答えが無いような事を、あてどなく1日中考えてました。
虫、魚、鳥、草や木は何を感じているのか…
自分、小さな虫、動物たちは、生きてどこにいくのか…
自分は、どうして生まれてきたのか…
世界は常に、怖いもの、気になるもの、キレイなものであふれていました。
怖がりな一方で、本や図鑑も好きで、知りたがりな性格でした。
また、空想にふけり、物語の世界に入る事ことも大好き。
いつも、ノートに絵やおはなしを描いていました。
学生時代
高校の美術科で日本画を専攻。
その後、大学で人の心や社会の問題を研究するため、環境社会学を専攻しました。
絵のお仕事をはじめる
学生の頃、サイトから絵のご依頼を頂いたのをきっかけに、お仕事をはじめました。
在学中の20歳の時に開業届を出し独立。
大学で研究をしながら、絵の仕事で学費を捻出
大学に入ってからは、授業の他はアルバイト三昧。
学生時代後半のころに、少しずつ、絵の仕事で収入を得られるようになりました。
ちょうどそのころ、家庭の事情で自力で学費を用意しなければいけない時期があり、必死にお仕事をしていました。
日中は大学での研究やフィールドワーク。
帰宅してからは夜の間に絵の仕事をして、なんとか学費を捻出。
とにかく忙しい毎日だった記憶の大学時代ですが、色んな経験を積むことができたように思います。
イラストレーターを10年以上続けてきました
大学卒業後は、商業イラストレーターとして活動。
主に、警察署や市役所やシンポジウムのポスターなど、社会とつながるお仕事を多く経験してきました。
いま
仕事をはじめてから、10年以上。
オリジナルの絵を届ける、イラスト作家として1歩を踏み出しました。
すきなことは、本を読むこと。
お休みの日は図書館や本屋へ行くことが多いです。
ジャンルはバラバラで、心理、脳、生物、社会、などなど。
その時気になることを調べずにはいられない性格で、好奇心の赴くまま延々と本を読んでます。
1日中「あれって、どういうことなんだ?」とか、読んだ本の内容をアレコレ考えながら過ごしてます。
絵を仕事に生きてきましたが、人生ベースで換算しても、2:8くらいで、絵を描くより本を読んでる時間のほうが長いかもしれません。
音や光や人の多さに、とても消耗するので、めったに街中は行かない暮らしを送っています。
人がたくさんの駅や商業施設にいくと、それだけでヘトヘトに。
ただ、でかけた先でも少しでも本屋に入れると、ずいぶん回復します。
気になる本を手に取り、活字と自分だけの世界に入ることで、周りのザワザワや光から開放され、心が穏やかになっていきます。
でかけた先では、本屋がオアシスです。
用事で街の方に出歩かねばないときは、「もう少しで本屋…もう少しで本屋…!」と念じながら、過ごしています。
苦手なこと:電話
ご連絡は、メールにて頂けると、大変嬉しいです。(ぺこり)