犯罪被害イラスト/ 啓発リーフレット 【市役所】

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト
制作期間
2ヶ月
使用画材
水彩・CG
サイズ
A4リーフレット(210×297)巻三つ折

犯罪被害者への支援、理解を深めるためのリーフレットのシリーズを制作しました。

 

堺市役所よりこれまで二種類発行されています。

表紙のイラスト、ページ内のカット・文字組みデザイン・入稿印刷…デザインワーク全体の工程を担当しました。

犯罪被害 啓発リーフレットのイラスト

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

リーフレット全体の色調は優しいナチュラルトーンのベージュ。

 

辛い経験をされた方が、ほっと親しみを覚えるデザインになるよう、やわらかい色合いで全体のトーンをまとめました。

 

リーフレット表面のイラスト

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

「被害者の心に寄り添う」をイメージして、ハートをそっと救い上げる構図にしています。

 

 

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

 

 

 

 

犯罪被害啓発リーフレット 続編のイラスト

 

2015年、犯罪被害(二次的被害)啓発リーフレット。35,000部発行。

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

続編のリーフレットは、明るめのペールピンクで全体をまとめました。

 

暖色系の淡いピンクは、和やかで親しみを覚えやすい色調です。

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト 堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト 2011年発行のリーフレットの続編で、同じ女の子を表紙に描いています。

ちなみに2011年版はアナログ、続編版は主線からすべてデジタルで作画しました。

 

シリーズ物として、前回のイメージと違和感なくつながるよう、主線の鉛筆タッチや水彩の柔らかなにじみが再現できるように、あれこれ工夫を凝らして表現したのを覚えています。

 

 

 

特に、ご依頼を受けて期日までに作品を仕上げていく…というお仕事に関しては、デジタルに移行したことで、制作がスムーズになりました。

 

アナログ→デジタルへの変換工程が不要なので、時間も短縮できるのが大きいです。

 

また、デジタルならではの修正対応できる範囲も広がり、よりお客様の希望に近づくものづくりができるようになったと感じています。

 

リーフレット、中ページのマンガ形式のイラスト

解説漫画 会話形式の挿絵 堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

三つ折りのリーフレットを開くと、中のページは「二次被害とはなにか?」をマンガ形式で読み進められる構成になっています。

 

情報量が多めの構成でしたので、イラストはサラッとした親しみやすいタッチで描きました。

解説漫画 会話形式の挿絵 解説漫画 会話形式の挿絵  堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

このリーフレットは、おもに堺市役所などで配布中。

 

またリーフレットのイラストはパネルやのぼりにも展開されていて、犯罪被害者週間やキャンペーンに掲げられています。

 

 

リーフレットをデザインして感じたこと

誰もが、思いもしない犯罪にまきこまれて、ある日突然、被害者になってしまう可能性があります。

 

私は臆病で心配症なので、ニュースで事件を見ると、自分だったらと考えてしまうことがよくあります。

 

その時にただ怯えるだけでなく、まわりにどんな対応してもらえたら心が安らぐのか、少し思いを馳せるようにしようと感じました。

 

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

 

 

良かれと思った言葉で、被害にあった方を追い詰めてしまうこともある…。

 

リーフレットを制作しながら深く感じました。

 

犯罪から直接苦痛を受ける、肉体的な苦痛(カラダ)、精神的な苦痛(ココロ)・経済的な苦痛(おカネ)…

 

ここに関しては、まわりの人は支援はできても、完全にとりのぞくのが難しい部分もあります。

 

ただ、配慮のないコトバによる「社会的な苦痛」は「こんなことを言われると辛いんだ」という知識で、大幅に減らすことができるのかもしれません

 

堺市役所 犯罪被害 への啓発リーフレット イラスト

ココロに寄り添うこと。

 

いつもどおりの暮らしをおくれるよう、いつもどおり、あたたかく接すること。

 

誰もが被害にあうかもしれないからこそ、もしそうなった時に支え会える。そんな世の中だったら、私自身すごくうれしいです。

 

ちょっとした知識や理解が、苦しみにいる人に手を差し出せる。

 

知識は、あたたかい力になると思うのです。

 

いぬいさえこのイラストレーション

小さな生きものイラストレーター いぬいさえこ
小さな生きものイラストレーター いぬいさえこ
リス・野ネズミ、こども・繊細なものを描いています。ものごとを掘り下げて考える過程が好き。大学では環境問題や文化を研究。

コンセプトから立ち上げるものづくりが得意です。防犯・教育・環境など、社会とつながるデザインの仕事に多く携わってきました。

正論だけじゃ、人は動けない、解決しない。
どんな課題も、スプーン一杯の遊び心で、笑顔に変わる。
アートにはそんな魔法の力があると信じています。

仕事実績 /レーベル
大阪市 堺市 大阪府警察 東京大学 大阪府立大学 滋賀県知事 日本学術会議 日本損害保険協会 ポニーキャニオン 宝くじ

新聞掲載一覧/ 作品掲載・インタビューなど
産経新聞 毎日新聞 読売新聞 朝日新聞 東京新聞 中日新聞 大阪日日新聞 ほか

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