こどもを連れてアート展に行って気づいた事【小さいうちはお出かけ我慢?】

シマリスのイラスト 絵を描くシマリス りすの子供の水彩風イラスト

 

こどもが小さいうちはゆっくり楽しめないし…と、何かとお出かけを我慢すること多くないですか?

 

今回、思い切って美術展にお出かけしてみてハッと気付いたことがありました。

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親になってから行動にストッパーをかけていたかも

LOUVRE~漫画,9番目の芸術 グランフロント大阪 アート展 

今回は私達夫婦にとってはこどもを生んでからはじめて家族で出かけたアート展でした。

 

行ってきたのはグランフロント大阪で開催のアート展 「LOUVRE~漫画,9番目の芸術~」

こどもが小さいうちは展示に行っても楽しめない?

きっかけはある日の朝。

 

展示のテレビCMを見て、反射的に夫が「漫画!ルーブル!見たい!」と声を上げました。

 

うーん。2歳のこどもがいるし…絶対ゆっくり見れない。

 

「子供みとくから行っておいで」あたりまえのようにと言ったのですが、夫から返ってきたのは意外な言葉。

 

「こども連れて、家族で行こう!」

 

おでかけを最初からあきらめてた事に気付く

買い物やこどもメインのお出かけには行ったことはありますが、大人メインで楽しむ絵画展などは初めて。

 

目から鱗がぽろりと落ちたと同時に、今まである意味思考停止状態になっていたのかも、と気づきました。

 

小さいこどもがいるから、アレも無理。これも無理。

 

ましてや美術展なんて。

 

無意識に色々ストッパーかけていたのかもしれません。

 

こどもとアート展に行ってみて

LOUVRE~漫画,9番目の芸術 グランフロント大阪 アート展 ナレッジキャピタルイベントラボそんなわけで、思い切って二歳児と行ったアート展。

 

結論から言うと予想通りゆっくりとはみれませんでした。笑 

 

・「これは?」とフッツーの音量で話しかけてくる。

(声のボリューム下げて-!´゚ω゚`;)

 

・トコトコ動きまくって、1つの作品の前でジーッとはしない。

 

まさに二歳児らしい超自由な動きをします。

 

それでも泣いたり、ごねたり、暴れたり…これはもう退場レベル!という事態までにはならなかったのが幸いでした。

 

夫とパスしあいながら、あやしながら、なんとか見て回ることができました。

 

やはり作品とゆっくり向き合うという感じではなかったです(;´∀`)

 

まわりのお客さんに迷惑じゃないか、息子が機嫌よく過ごしてくれるか常に気がかり。

 

それでも不思議と今日展示に来てよかったなというあたたかい満足感がありました。

 

ゆっくり見れなかったが、不思議と幸せな気持ちになった

二歳児をあやしてまわって、体も気持ちもはクタクタのはず。

 

それでも会場を出たときには、心は軽く晴れやかな感覚になっていました。

 

ワクワクする仕掛け満載の会場、原画の持つパワー、作家さんのスピリットやメイキング映像で創作意欲をグングン刺激されて、なんだかドキドキ。

 

家の中で子育てしているだけじゃ、絶対触れらない何か。

 

ワクワク、ドキドキ、ウズウズ…。

 

この生の感覚や感情を手に入れるために、アート展やギャラリー、そして芸術ってあるのかもと思います。

 

心動く体験が、子育て中の閉塞感をうちやぶる

感性が刺激されると、人は自然体で笑顔になる

日々子育てに追われているとメビウスの輪の中に入ったかのような感覚になりませんか。

 

とめどない家事や育児がどこまでも永遠に連続するような閉塞感。

 

こんな日常の中にほんのひと時でも、心がパッと晴れやかになるような体験があると全然違うんだなと感じました。

 

こどものために、おでかけ我慢?

大人のお出かけに付き合わせて、子供にはつまんないだろうし、悪いな…。

 

こどもの為に我慢、こどもが小さいうちは無理。

 

子供の為にと思っていたことが、もしかしたら違ったのかもしれないと思いました。

 

親の心が動いたり、ワクワクどきどきしたりすると、自然に子供にもおおらかになれたり、笑顔になれたりします。

 

アートに触れることは、すごく楽しいんだってこと、

 

感性が磨かれて、生き生きした親の姿を見せること、

 

その結果、子供にも自然におおらかで笑顔でいられること。

 

親も自分のワクワクの気持ちを大切にする

 

むしろこどもがいるからこそ、自分がワクワクする事って大切なのかも。

 

親だからと我慢せず、貪欲に素敵なものや面白いものに触れて、心が動いたりワクワクする姿を、そのまま見せる。

 

親が楽しんでいる、その姿を見て「世の中って面白いことたくさんあるんだ」とこどもも感覚的に感じる事が出来ます。

 

「子供の為」と言いながら、やりたいことを我慢して家にこもって悶々としてるより、ずっとメリットが大きいのではとおもいました。

 

子育て期間中の作品との出会いは、家族の人生の引き出しになる。

こどもにとっても、アートに触れるのはいい体験

LOUVRE~漫画,9番目の芸術 アート展 グランフロント大阪今回の展示自体はこども向けのものではありませんでした。

 

ターゲットは漫画に親しむ中高生以上~大人向け。

 

それでも、見せ方自体とても迫力があっておもしろかったのもあり、二歳の息子もワクワク楽しんでいたようです。

 

壁面に大きく描かれた数字を「1、2、3!」と指差して数えたり、床に貼られた原稿用紙やコマ割りに「これは?これは?」と興味津々にしゃがみ込んで見てました。

こどもの創造性や創作意欲を刺激

また、おお!と思ったのは子供が「自分も描いてみたい!」と言ったこと。

 

ラフスケッチとペン入れ後の原稿用紙とが比較展示されているブースで、こうやって描いていくんだよ~と話しかけたときでした。

 

ラフと原稿用紙を比較しながらシゲシゲ眺め、鉛筆をにぎって描く真似をしながら「そーちゃんも、かいてみる!」と目をキラキラ。

 

二歳児でもそんな風に思うんだ!とちょっと驚きました。

 

たとえ小さい子でも(いや小さいからこそ純粋に?)おもしろいもの、きれいなものに触れると「自分やりたい!」という感情が素直に芽生えるのかもしれません。

 

親になった自分として、展示を楽しむ。

小さい子供を連れて展示に行っても、気が散ってちっとも楽しめない。

 

そう考えていた私にとって1つ発見だったのは「こどもと一緒に作品のふれるのも、結構楽しい」ということ。

 

子供が何かに食い入るようにキラキラした目を見るのは、親の方もワクワクするんだなと思いました。

 

「おお!こういうのが、気になるんだ!」

「ほお!これに興味持つんだ!」

 

特に自分が好きなものにこどもが興味を示してくれるのって、なんだかうれしい。

 

くすぐったいような、小さい頃の感覚を追体験するような、ワクワクするような感覚。

 

アートやデザインを仕事にする前の、ただただお絵かきや漫画が好きだった頃の感覚にちょっと触れられるようです。

 

子育て期間中は、100%じゃなくってもいい

LOUVRE~漫画,9番目の芸術 アート展 グランフロント大阪

完璧主義をやめれば、家族でたくさんの作品に出会える

私はアートの展示というものを「ひとりでたっぷり作品を味わう」事でしか楽しめないと思っていたのかもしれません。

 

100%作品そのものを満喫しようと思うなら断然、大人だけで行ったほうがいいです。

 

でもそう考えてしまうと、子育中の数年間は展示に足が遠のきます。

 

その間にたくさんの自分の人生を豊かにしてくれる作品との出会いがあったかもしれません。

 

これって結構大きな機会損失なのでは?…と思います。

 

100%どころか、こどものコンディションによっては、途中でグズって退場せざるを得なくなったり…50%にも満たない時もあるかもしれません。

 

でも、0よりはずっといいはず。

 

数%でも、機会を積み重ねていくとドンドン自分と家族の人生の引き出しの中にプラスが増えていきます。

家族で作品を味わうという楽しみ

それに加えて、子供がキラキラする顔を見て別の豊かさもあると気づきました

 

 

作品ー自分ー家族。

 

この関係性の中で作品を味わう楽しみ方も存在するんだと気付きました。

 

共通の思い出も増えるし、幼いこどもの感性の中にも何か響くものがあるかもしれません。

おでかけすると、悩みの答えがポロリと落ちてくる

今回の収穫をもうひとつ。

 

思い切ってエイヤ!と外にお出かけしてみると、日頃モヤモヤしていることの答えがポロッと見つかることもあるということ。

 

子育て中にかかえがちな問題ありますよね。

 

「母親とは」「両立」「女性の自立」「自分らしく生きる」…etc.
頭のなかでこねくり回しても、育児書をたっぷり読み漁っても、スッキリする解答はなかなか出会えません。

 

時には殻を破るような思い切った行動をすると、抱えてたモヤモヤにポロリと答えが落ちて来ることもあるのかも、と思いました。

 

親になっても大切なものは捨てなくていい

「こどもが小さいうちは、まわりの迷惑を考えて、楽しいことや好きなことはしばらくは我慢」「親になったら、親としての人生を歩むべき」

 

無意識にたくさんの自制をかけていたように思います。

 

作品や作家さんの創作魂に触れて、創作魂が震えるようなワクワク感を感じて。

 

ああ。親なっても、今まで自分の根っ子になるような何かを捨てる必要はないんだ。と体感的にジワリと感じました。

 

夫も私も子供の頃は漫画家を目ざしたり、大学や高校で芸術を専攻したりと二人とも絵やアートが大好き。

 

きれいな作品に触れるのは、ワクワクすること。

そうそう、何かをを作るのはとてもドキドキすること…!!!(((o(*゚∀゚*)o)))

 

親になってもこの感覚は大切にしていいし、罪悪感をもたなくていいんだ。そう思いました。

 

外に出たり、アートに触れたり、感性が刺激されたり…

 

心が動いたときに、日頃抱えてた問題の答えが突然やってくるのかもしれません。

 

アクセス便利&快適な展示・イベントスポット

グランフロント大阪 アート展 ナレッジキャピタルイベントラボ

さて、こどもを連れておでかけ…となると実際問題直面するのが、お世話のしやすさ。

 

アクセス面や所要時間、こどもをあやせるかどうか。

 

お出かけ自体への心理的なハードルを下げるのも、ひとつ肝心なポイントかもしれないと思います。

 

実際今回は会場がグランフロント大阪で、そこなら行けるかも!と思ったのもきっかけの1つ。

 

会場の グランフロント大阪 ナレッジキャピタルイベントラボ(舌を噛みそうだ!)はアクセスもよく子供連れにも本当にたすかりました。

 

雨の日でも駅から濡れずに遊びに行けて、アクセスは最高です。

 

施設内もとても綺麗でちょっと座れる場所やソファー等もたっぷり点在してました。

 

今回家族でお出かけして「あ、おでかけ出来るじゃん」少し自信が付きました。

 

大阪駅・梅田エリアには室内アスレチック「キドキド」という、子供も楽しめるスポットもありますよ♪

 

キドキド グランフロント大阪レポ!こどもの笑顔が一杯見れる室内遊び場!

この日もアートと、キドキド、二本立てで楽しんできました。

 

こどもを連れて行きやすい場所から少しずつ範囲を広げて、家族みんなでアートや芸術を楽しんでいきたいです♪

 

子供が生まれても、感性を磨くのを我慢しない

グランフロント大阪 アート展 ナレッジキャピタルイベントラボ「こどもを連れてアート展に行って気づいた事~小さいうちはお出かけ我慢?」いかがでしょうか。

 

まとめるとこちら。

こどもを連れて美術展に行って 気付いたこと まとめ

・親の感性が磨かれると、こどもにもっと笑顔になれる

・子育て期間中は100%じゃなくてもいい

・長い育児期間に作品と出会うチャンスをあきらめない。

・普段抱えていた悩みに、ポロッと答えが落ちてくることがある。

 

お父さんやお母さんが、瑞々しい感性の状態でいること。

 

それはきっと、こどもにとっても素敵な事なんだと感じました。

 

展示の感想・紹介記事はこちら

「LOUVRE~漫画,9番目の芸術」 2017最新 アート展レポ

 

子供が小さいからと、アートや展示を我慢されてる方。思い切って出かけてみたら嬉しい発見がきっとあるはず。

 

どうぞご家族で一緒に遊びに行ってみて下さいね

 

 

 

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いぬいさえこ
いぬいさえこ

大阪のイラストレーター。こども・動物・時間・繊細なものを描いています。ものごとを掘り下げて考える過程が好き。大学では環境問題や文化を研究。

コンセプトから立ち上げるものづくりを得意で、市役所・環境問題など、社会との接点を持つ企画に多く携わってきました。

どんな課題も、スプーン一杯の遊び心で、笑顔に変わる。
アートにはそんな魔法の力があると信じています。